2008/11/11 「開運 ひやおろし 純米」呑み切り
2008年 11月 11日
鼻から入ってくる空気は冷たく乾いているので、鼻水が出るし、喉が痛くなってくる。顔や吸気は大変冷たく、背中は汗をかいて暑い。この取り合わせは気持ちが悪い。まこと、次第にウォーキングには向かない気候となってきた。
さて、そんな凩の夜の晩酌は、清酒の燗酒が楽しみだ。十月二十五日に開けた「開運 ひやおろし 純米」をそのようにして楽しみ、呑み切った。二週間余りで一升を空けるのは、各種の酒を呑み回すのを常とする拙宅では珍しいこと。
それだけ気に入って贔屓した、ということなのであった。今シーズンも片手ほどの種類のひやおろしをいただいたが、その中でも確かに開運はピカイチだった。実に完成度の高い香味。
濃醇と言えば濃醇なのだが、決してどっしりしてはいない。むしろはんなりした円やかさが持ち味で、静岡酒らしい軽快な香りが呑み疲れをもたらさない。辛口と言えば辛口なのだが、飽くまで穏やかな酒である。
このように実に不思議な、表現し難い香味が魅力なのであった。ぬる燗で一層旨味が増して、とても美味しくいただけた。感謝。 (C)2008 taikomochi
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さけあきんど
at 2008-11-12 22:10
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お世話さまです。飲みきった後に、必ず「流石」と言わしめる「開運」。長年に亘りその地位は不動。私も月に一本はお世話になります。新しい酒を始める時は、この酒を飲み比べに合わせます。現在私が酒屋でいられるのも、このお酒のおかげです。
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taikomochi-otona at 2008-11-13 07:45
さけあきんどさん、お早うございます。
静岡の者として、開運にそのようなお言葉を頂戴するのは、大変嬉しく存じます。
そして、しかしながら、そのようなご評価を私のような者でも随所で聞くのが開運の凄さです。
私にとっても、好みとする数多の静岡酒の中でも、開運は別格です。
有り難いことでございます。
静岡の者として、開運にそのようなお言葉を頂戴するのは、大変嬉しく存じます。
そして、しかしながら、そのようなご評価を私のような者でも随所で聞くのが開運の凄さです。
私にとっても、好みとする数多の静岡酒の中でも、開運は別格です。
有り難いことでございます。
by taikomochi-otona
| 2008-11-11 21:03
| 清酒
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