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2009/08/04 「八ツ三館」二晩目の食事

というわけで、二泊三日の飛騨の旅を終えて、高速を乗り継いで自宅に戻ったところ。今日は午前中に「八ツ三館」をチェックアウトして、真っ直ぐ帰って来た。途中二か所ばかりSAに寄ったが、何とまあ暑かったこと。
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昨夜の二晩目の食事、ここは部屋食ではなく食事処の個室なのだが、部屋が変わって掘り炬燵。外にはやはり美しい庭の景色。この夜、暗くなってからここをハクビシンが悠々と通って行った。珍しいことではないそうだ。
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食事で感心するのが、先付や八寸がとても凝っていて美味しいこと。八寸など、いくつかの料理の中に美味しいのがあればちょいとどうかというのもあって、両者混じっているのが普通。

ところがここのは、すべからくとても美味しいのだ。しかも、創意工夫に満ちた料理である。この点だけをとっても、八ツ三館の料理長の腕が立つことが知れる。

この夜は、飛騨牛のしゃぶしゃぶコースを選ばせていただいた。それにしてもこの肉の量はどうよ。四人前かい、という量だが、苦しみつつも何とか完食したのである。
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松坂牛などと異なりあまりサシが入っておらず、一見高級そうには見えないが、噛むと脂ではなく肉本来の旨みがジワッと染み出して美味。この肉だからこそ食べ切れたのであって、若くはないし、脂が多ければ途中で飽いてしまったことだろう。

酒は昨日は清酒だったので、この夜は焼酎にして、地のものを蕎麦と胡麻の二杯。ここ古川そして高山と、やけに清酒蔵が多い町だが、昨今はそのような蔵元で焼酎を手掛けるところがでてきている由。

オン・ザ・ロックスで頼んだのだが、そうすると普通はシングルの量であり、すぐになくなってしまう。頻繁にお代わりしなくてはならず、埒があかない。それを少々心配していた。

するとしかし、陶器の大ぶりなカップになみなみと入って、トリプルくらいはある。酒の香味の方はまあまあだったが、その親切心とアルコールの量に、後半、しっかりと酔ったのであった。 (C)2009 taikomochi
Commented by 酒親父 at 2009-08-06 18:33 x
旨い馬刺しの様な色合いの肉ですね
非売品の清酒は分かり易い旨さが良いと感じました
肉に負けないのでは?
私も嫁をこういう喜びのある宿でいつか楽しませたいですね
Commented by taikomochi-otona at 2009-08-06 21:22
酒親父氏、御意。
派手に美味しい肉ではないのですが、
地味に旨くいただけました。

ぜひとも、お子さんが大きくなって手離れしたら
奥様をお連れになってください。
京都の旅館のように、目ん玉が飛び出る、
といった値段でもないのですよ。
Commented by tadano_buta at 2009-08-06 22:37
上質なモモ肉ですね。
たぶん、ウチモモあたりでしょう。
おっしゃる通り、柔らかくて肉本来の旨味がじっくり味わえる部位です。
それにしても、この量をおふたりでですか。
充分500~600gはありそうですね。
Commented by taikomochi-otona at 2009-08-07 09:13
おっと、こんな写真を出せば
プロの登場は必定だったのに、迂闊。
だぎんさん、おはようございます。

感想を裏付けいただき、ありがとうございます。
今更なのに、そう言っていたたげると
改めて満足感を味わえるのは、
消費者心理学でいう認知的不協和の解消なのでしょう。

食べましたとも、全部。
多分、生まれてこの方しゃぶしゃぶで食べた
肉の量としては空前だったと思います。
ただ、3/5は家人に食べさせました。(^^ゞ
by taikomochi-otona | 2009-08-04 23:00 | 旅・出張呑み | Comments(4)

酒がなくても生きちゃいけるが、そんなん人生とはよう言わん。


by taikomochi-otona