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2010/04/13 仙禽 純米吟醸中取り 無濾過生原酒 亀ノ尾

2010/04/13 仙禽 純米吟醸中取り 無濾過生原酒 亀ノ尾_c0156212_20261027.jpg
本日の晩酌は、蔵元としての歴史は古いが新進の、栃木県さくら市は株式会社せんきんが醸す「仙禽 純米吟醸中取り 無濾過生原酒 亀ノ尾」。

原料米は亀ノ尾で、精米歩合55%。酵母は協会14号。アルコール度数17度、日本酒度-5、酸度2.3。仕込みタンク179。上槽日2月16日、詰め日も2月16日。

「激しくほとばしる酸味。モダンでエロティックな甘み。ダイナミックで流麗なアナザーワールド」という裏ラベルの触れ込みが、蔵元の意気込みを表している。

冷やできき、常温ほどに戻して味わい、ぬる燗でも試してみたが、中間の温度が良い。確かに強めの酸味が特長で、それはワタクシ好みだ。

冷たいとその特長が十分に出ず、また温度が上がってしまうと全体のバランスが崩れて酒質が暴れだす。なかなかビミョーなところであるが、それこそがこの酒の魅力か。

常温で美味しくいただき、蔵元の狙いを存分に感じ得た。しかし、では「旭若松」と比較してどちらに触れ込みのようなインパクトがあるかと問えば、それは確実に旭若松。そんな印象をもった。 (C)2010 taikomochi
by taikomochi-otona | 2010-04-13 20:26 | 清酒 | Comments(0)

酒がなくても生きちゃいけるが、そんなん人生とはよう言わん。


by taikomochi-otona