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2011/04/09 「鬼の栖」晩餐

ゆっくりと部屋付露天風呂につかり、腹を空かせて、いよいよ晩餐である。具体的な献立については、掲載した品書と料理全品の写真をご参照あれ。
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総じて述べれば、なかなか素晴らしい料理である。造り等、素材は申し分ない。味付けは関西風で、しっかりとられた出汁を決め手としており、いわゆる味付けは薄い。

従って上品、かつ飽きずに食べることができ、酒の肴としても上々である。最後の食事まで美味しく楽しんだ。
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尾頭付きの鯛を夫婦に一尾ずつ、予め旅行の目的を知らせておいたら用意してくれた。もちろん、宿からのお祝いである。有り難い心遣い、しかも、塩竈にでもしたのか、身が締まって美味しい。
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ただ、酒が高いのには難儀する。例えば正価で購えば一升税込で2,700円余りの「喜久酔 特別純米」が、一合で税込1,575円とはどういう了見か。

銚子が確かに一合入りとまでは信頼するとして、およそ5.7倍。これでは呑むなと言われているようなもの。実際、普段なら五六本の銚子を空ける私ども夫婦が、すっかり自重してしまった。

唯一一合千円を切る「花野」という酒(一合745円)を二本呑んで喜久酔に切り替えたが、普段なら二本ずつ頼むところ一本。そしてそこで切り上げてしまい、都合三本で終えてしまうとは、私どもの旅館晩酌最少記録であろう。
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夜を迎えた部屋付露天風呂も、風情がある。いっぱいになった腹を暫く鎮めてから、この、四人は入れそうな湯船に身を沈める。なかなかの極楽である。 (C)2011 taikomochi
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by taikomochi-otona | 2011-04-10 18:53 | 旅・出張呑み | Comments(0)

酒がなくても生きちゃいけるが、そんなん人生とはよう言わん。


by taikomochi-otona