2011/12/14 すし屋の磯吉
2011年 12月 14日
午後から仕事で藤枝。終えて、クルマで動いていたので場所が定かならねども、多分藤枝駅近くと思われる「すし屋の磯吉」なる店にて会食。てか、ご馳走になる。
なかなかよき店なり。靴を脱いで上がる店内は禁煙。小上り何卓かとカウンター。わたくしどもは、小上りのテーブルを囲んで四人。
刺身はすべからく上質、旨い。とくに唸るものが一、二あった。一品料理も、気取りがない見た目はともかくとして、美味しい。握りもなかなかである。
清酒の品揃えは充実している。特に地元志太地方の「喜久酔」「初亀」「磯自慢」などがずらりと冷蔵ケースに並ぶさまは、圧巻。
燗付け器があって、「志太泉」の普通酒が刺さっている。この器具があってほかの酒を冷蔵ケースでしっかり保管しているところは、後者を燗につけてくれないことが多いのを経験上知っている。
そのうえで燗につけてくれるかと問うと、「こちらは冷酒用ですが」という要らぬ言葉は頭についたものの、つけてくれるという。地の酒を外し、敢えて「田酒」を選んだ。
見ると、しっかりと湯煎でつけてくれていたが、慣れないのか凄く時間がかかった。しかし心意気有り難く、燗酒はしみじみ美味しく感じる。魚介には燗酒である。
刺身に山葵と生姜が添えられていながら、手塩が一皿しかないなど、田舎らしい垢抜けなさはある。だが、主人の目配りが行き届いた(顔を上げると目があって少々息苦しいが)良店。ありがたくご馳走になった。 (C)2011 taikomochi
なかなかよき店なり。靴を脱いで上がる店内は禁煙。小上り何卓かとカウンター。わたくしどもは、小上りのテーブルを囲んで四人。
刺身はすべからく上質、旨い。とくに唸るものが一、二あった。一品料理も、気取りがない見た目はともかくとして、美味しい。握りもなかなかである。
清酒の品揃えは充実している。特に地元志太地方の「喜久酔」「初亀」「磯自慢」などがずらりと冷蔵ケースに並ぶさまは、圧巻。
燗付け器があって、「志太泉」の普通酒が刺さっている。この器具があってほかの酒を冷蔵ケースでしっかり保管しているところは、後者を燗につけてくれないことが多いのを経験上知っている。
そのうえで燗につけてくれるかと問うと、「こちらは冷酒用ですが」という要らぬ言葉は頭についたものの、つけてくれるという。地の酒を外し、敢えて「田酒」を選んだ。
見ると、しっかりと湯煎でつけてくれていたが、慣れないのか凄く時間がかかった。しかし心意気有り難く、燗酒はしみじみ美味しく感じる。魚介には燗酒である。
刺身に山葵と生姜が添えられていながら、手塩が一皿しかないなど、田舎らしい垢抜けなさはある。だが、主人の目配りが行き届いた(顔を上げると目があって少々息苦しいが)良店。ありがたくご馳走になった。 (C)2011 taikomochi
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kao
at 2011-12-20 16:32
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山葵と生姜が添えられていながら、手塩が一皿しかないなど・・・
目に浮かびます。
私もおもてなしの時には小皿を1人に何枚用意するかとか、お醤油の種類とか・・・気になります。
けれど、こうしてまた新しいお店が見つかると嬉しいものですね。
目に浮かびます。
私もおもてなしの時には小皿を1人に何枚用意するかとか、お醤油の種類とか・・・気になります。
けれど、こうしてまた新しいお店が見つかると嬉しいものですね。
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taikomochi-otona at 2011-12-21 08:30
でもこういう店では、なんだかそれも許せてしまい、
あえて手塩皿を要求することはしないのです。
なんかその方が、雰囲気にふさわしい気がして。
そのまま工夫して、醤油を汚さないように。
もともと載せるヒトで、溶きませんから。
あえて手塩皿を要求することはしないのです。
なんかその方が、雰囲気にふさわしい気がして。
そのまま工夫して、醤油を汚さないように。
もともと載せるヒトで、溶きませんから。
by taikomochi-otona
| 2011-12-14 23:00
| 外呑み
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Comments(2)