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2012/04/26 ふた月続けて「板前てんぷら 成生」。ほか二軒

終日雨。福岡から取引先がみえて打ち合わせの後、鷹匠界隈に繰り出す。まずは天麩羅の名店。昨年初めて訪れ気に入ってしまい、今年はひと月前に行ったばかりの「板前てんぷら 成生(なるせ)」。

良い店は、お客様をお連れして自慢したいもの。それが県外、しかも遠方からのお客様であればなおさら。静岡って良い店があるでしょう、と言いたくなるのである。いや、実際には言わないけれど、感じて欲しくなる。
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今回、客人はたいそう喜んでくれ、当初の目的は達成できた。天麩羅には清酒があうが、ここはその品揃えも良い。

この夜は富士、原の「白隠正宗」の山廃のあと、試作品と思しき、珍しい「神亀」の山廃。締めの酒は奈良、「睡龍」のどぶ。この酒は燗につけると美味しいんだ。

もちろん天麩羅も最高。少ない経験とはいえ、東京、山の上ホテルの「山の上」、京都の「京都祇園天ぷら 八坂圓堂」、あるいは大阪では「一宝(いっぽう)」などでも食べているが、私にとっては成生が一番だ。
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写真については、今回控え目だった(てか、何度撮っても同じような写真しか撮れはしないので)。だからその方面は、過去日記のこことかあそこをご参照あれ。


その後、「オステリア・ティアロカ」をひやかす。お腹がいっぱいだったが、ワインを一二杯ひっかける利用もありかなと。結果、唯一注文した砂肝のコンフィを残してしまって、ゴメンネ、荒木シェフ。名前書いてキープにしといて。

途中、店外でシガーをふかしていると、スーツの男性二人が店に入っていく。すれ違いざま、そのうちのお一人が、「太鼓持さんですか」と。

ブログでご厚誼をいただいている、だぎんさん(左フレーム「お気に入りブログ」の"makan-makanan"ご参照)であった。これが初対面である。

どうして私と分かったのかと問うと、葉巻と雰囲気とのこと。まあ驚いた。この夜は入れ替わりのように、私どもが店を後にしてしまったが。


最後にもう一軒、こちらは鷹匠の隣、伝馬町になるが、パー「ル・ルフュージュ」。相変わらず落ち着く良い雰囲気の中、続けて「Romeo y Julieta」をふかしながら、まずはモヒート。
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そしてカルバドスをはさんで、モルトをいただく。今は亡きディスティラリー「ポート・エレン」の、28年ものの素晴らしさといったら。枯れているのに、アル度の高さもあいまってしっかり。

そして香りは、アイラを理想的に経時変化させたもの。きつさが姿を消して、ヨード臭の良い部分のみが残った芳香。至高の酒であった。

とかとか、なかなかに濃い夜、素敵な夜であった。雨も良い具合に舞台装置となったような。お疲れさまでした、(N)氏。 (C)2012 taikomochi
Commented by (N) at 2012-04-28 00:12 x
本当にありがとうございました。
素晴らしい一夜でした(^O^)
天ぷらもバーも!
博多迎撃の準備、がんばらねば・・・と気合いが入っております!
Commented by taikomochi-otona at 2012-04-29 07:32
(N)さん、お疲れさまでした。

自慢の「成生」を堪能していただけましたでしょうか。
静岡にこのような名店があることを誇らしく思います。
ありがとうございました。
by taikomochi-otona | 2012-04-27 21:20 | 外呑み | Comments(2)

酒がなくても生きちゃいけるが、そんなん人生とはよう言わん。


by taikomochi-otona