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2012/09/08 六七八

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どんなに好きな酒でも、法外な値段がついていたり、抱き合せ販売になっていては購えない。されど酒なれど、たかが酒である。そうまでして呑むべきものが、あろう筈はなく。

本日、残り少なくなっていた酒を二本、空けてしまった。どちらも一流かつ希少な焼酎、麦の「兼八」に芋の「喜六」である。実はこの二本、抱き合せで売っていた。

福岡の、当地へ行けば必ず寄る酒屋でのこと。豊富な品揃えに加え、すべての商品が正価という良心的な店。この二本が紐で結束され売られているのには、奇異な感じがしたものだ。

そもそも抱き合せ販売の意図は、売れ筋の酒に人気の薄い酒をくっつけ、売り捌くことにあろう。ところがこの二本、どちらも単独で横綱を張れる実力と人気をもつ。

くっつける理由がないではないか。ともかく二本ともに大好きな酒、価格も適正とて、その際には深くも考えず嬉々として購って帰った。

そうやってたまたま一緒に求めた酒を、たまたま一緒に呑み干すことに。で、二本並んだ空き瓶をつらつらと眺めていて、はっと気付いた。六七八。さては酒販店の気の利いた洒落だったか。 (C)2012 taikomochi
Commented by (N) at 2012-09-10 09:59 x
なるほど(笑)
それには気付きませんでした(^-^)
在庫切れですか・・・?
でしたら・・・・(笑)
Commented by kao at 2012-09-10 18:54 x
師匠、これは一枚やられましたね!(大笑)
Commented by taikomochi-otona at 2012-09-10 21:00
いやぁ、どうなんすかねぇ縄田さん。
結構イケテル推理だと思っているのですが。。。

秋風の吹く頃には仕入れに行かせていただきましょうか。
ご迷惑でなければ。。。
Commented by taikomochi-otona at 2012-09-10 21:00
かおさん、なかなか面白い推察でしょう。(*^_^*)
by taikomochi-otona | 2012-09-08 23:00 | 焼酎・泡盛 | Comments(4)

酒がなくても生きちゃいけるが、そんなん人生とはよう言わん。


by taikomochi-otona