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2012/10/25 早瀬浦 辛口山廃本醸造

休肝日明けであるが、つくづく思うのは、一週間を外呑みなしで過ごす難しさ。たいていの週は公務会食など入っており、そうでない週は自分で呑みを入れてしまう。

つまりは自業自得なのだが。先週は「寿々半」、今週は「オステリア ティアロカ」と、珍しく週唯一の外呑みがプライベートだったので、つらつらと思った次第。

今日は浜松、藤枝辺りを仕事で回り、そのままクルマで自宅まで送ってもらったので、外呑みのしようがない。明日は神奈川大船へ出張で、そのまま帰宅する予定。さすがに今週はもう、宅呑みのみだ。

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さて今宵は、福井の酒「早瀬浦」。三方郡美浜町早瀬の三宅彦右衛門酒造が醸す、一定の根強いファン(ワタクシも含めて)を持つ名酒。

その「早瀬浦 辛口山廃本醸造」は、今宵口切と言いたいところだが、実は過日、河豚の鰭酒にもったいなくもこの酒を用いた。今宵はそのままでいただく初日である。

まず冷やできき、ついで燗。冷やは飽くまでドライ。味わいはやや乏しく感じるが、口当たり喉越し良く、スイスイと進んでいく。

燗につけると、ととても良い。温度が上がっても味わいが出るという感じはないが、香味には確かな奥行きが顕れて、ほんの少しの喉越しの抵抗感が出現。その塩梅がとても良い。

辛口の酒として、素晴らしいバランスをもつ香味である。てか辛いというのではなく、ドライな酒として、ワタクシはこの酒を定義したい。 (C)2012 taikomochi
by taikomochi-otona | 2012-10-25 21:11 | 清酒 | Comments(0)

酒がなくても生きちゃいけるが、そんなん人生とはよう言わん。


by taikomochi-otona