2012/12/18 今宵も「大黒正宗 蔵囲い熟成酒 鶴」を
2012年 12月 18日
人間の特質を「スキゾ」と「パラノ」に分類した、というのが主論の著作であった。パラノは分かりやすくパラノイアであって、偏執質。スキゾというのはスキゾフレニーであり、分裂質ということだ。
ひらたく言うと、スキゾ人間はいろいろなことに興味をもち、ひとつにこだわらない。一方、パラノ人間はひとつのことに熱中して、ほかのことは全く考えない。ヒトにはその二種類がいる。
さて、嗜好品には、結構こういう二分化が顕れるようである。嗜好品の代表格たる酒においても、見るところそれは感じられる。また料飲店を選ぶ行動にも、反映されるように思う。
ワタクシは基本、清酒でも焼酎でも四五本以上用意し、そこから当夜の晩酌を選ぶタイプだ。ただ加齢とともにというよりも、経験の蓄積により、その常備の四五本はそれなりに定番化しつつある。
今宵「大黒正宗 蔵囲い熟成酒 鶴」を、珍しく(清酒としては)続けていただき、上記のようなことを思い巡らせた。ま、そんなアカデミックなハナシではなく、美味しいから続けて呑みたくなっただけなのだが。 (C)2012 taikomochi
by taikomochi-otona
| 2012-12-18 22:29
| 清酒
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