2013/04/24 板前てんぷら 成生
2013年 04月 24日
静岡市内は鷹匠の、「板前てんぷら 成生(なるせ)」が好きである。お値段はそれ相応なのと、人気があり予約を取りにくいので、頻繁という訳にはいかないが年に数回訪れている。
一見ではちょっと入り辛い立地と店構えだが、腰を落ち着けてしまえばほっとする空間。揚場と対面してのカウンター、ほんの数席ばかり。
造作ばかりでなくサービスも心地良い。もちろん肝心の天婦羅は名品。さらに清酒の品揃えは凝っていて、そこらでお目に掛かれない、かつワタクシの好みのツボを押さえたもの。 冒頭、お値段はそれ相応と記したが、この内容ならばこの価格と納得はいく。静岡の鮨屋でお好みで呑んで食った場合とほぼ同等だが、考えてみれば天麩羅屋と鮨屋って素材も似ている。
それに東京の「山の上」、京都は「八坂圓堂」、大阪なら「一宝」などで天麩羅は食すが、同じように呑んで食ってはこの値段でとても済まない。かつ、肝心の内容も成生が上だとワタクシは思う。 今宵、特に穴子が最高の美味しさ。めごちも大層旨かった。ついつい酒が進んで生ビールの後のぬる燗、「喜久酔 特別本醸造」で始めて「睡龍 純米無ろ過生原酒」、そしてとっておきの「白隠正宗 生酛の純米酒」。
相方が冷酒なので、一合ずつ都合三合を独りで呑んだがまだいける。「最後に五酌だけ、『神亀』か『凱陣』みたいな感じで」とお願いすると、親方、ひねって白隠の「にごり」を燗につけてくれた。これには痺れる。
天茶で締めて大満足の食事。それにしても、昨今酒が弱くなったと感じていたが、酒肴が美味しければ呑めるものだ。一人で三合半とは、まだまだ元気也。
25日木曜日は休肝日。そして26日金曜日からプライベートで東京二泊。一夜目は鮨なのだが、天婦羅の次に鮨とは来日した海外観光客みたい。 (C)2013 taikomochi
一見ではちょっと入り辛い立地と店構えだが、腰を落ち着けてしまえばほっとする空間。揚場と対面してのカウンター、ほんの数席ばかり。
造作ばかりでなくサービスも心地良い。もちろん肝心の天婦羅は名品。さらに清酒の品揃えは凝っていて、そこらでお目に掛かれない、かつワタクシの好みのツボを押さえたもの。
それに東京の「山の上」、京都は「八坂圓堂」、大阪なら「一宝」などで天麩羅は食すが、同じように呑んで食ってはこの値段でとても済まない。かつ、肝心の内容も成生が上だとワタクシは思う。
相方が冷酒なので、一合ずつ都合三合を独りで呑んだがまだいける。「最後に五酌だけ、『神亀』か『凱陣』みたいな感じで」とお願いすると、親方、ひねって白隠の「にごり」を燗につけてくれた。これには痺れる。
25日木曜日は休肝日。そして26日金曜日からプライベートで東京二泊。一夜目は鮨なのだが、天婦羅の次に鮨とは来日した海外観光客みたい。 (C)2013 taikomochi
by taikomochi-otona
| 2013-04-24 23:59
| 外呑み
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