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2013/06/22 大吟醸 技匠

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誕生日夜の部、宅呑みとする。外呑みもいいなと思ったが、行きつけの店はおしなべてワタクシの誕生日を知っており、気を遣わせるのがワルイ。てか、自分の誕生日に自分で予約して行く気にならん。

愚息が酒を送ってくれた。灘のワタクシの懇意の酒店、「濱田屋」さんで購った由。愚息が神戸に引っ越した際、濱田屋さんに連れて行って紹介した。知っている人が近くにいるのは心強かろうと思って。

だから愚息が酒を買う際に、ちゃんと濱田屋さんへ行ってくれるのは、ワタクシとしてはウレシイ。礼儀は欠かさないでいてもらいたい。濱田屋さんが「しっかりしてる」と褒めてくれる。「ガタイですか」と聞くと、そうではないと。有難いことである。

ということで、自腹で買うことはあり得ない大吟醸。滋賀県草津市に本社蔵があり、灘区深江にも「千代田蔵」をもつ太田酒造株式会社。「大吟醸 技匠(わざのたくみ)」。

厳寒の時期、能登杜氏入魂の技で仕込んだ手造りの酒。吟醸らしい淡麗な味だが、いわゆる吟醸香がさほど立たないのは幸い。食事の邪魔をしない。あまり冷えた状態より、多少常温に戻った程度が味わいがあってよい。

とまあ、愚息の贈り物にはバイアスがかかって、とりあえず旨く感じてしまう。しょうがない。酒肴も美味しい。家人の心がこもっている。バイアス抜きで。ということで、宅呑みで正解だったか。 (C)2013 taikomochi
by taikomochi-otona | 2013-06-23 18:45 | 清酒 | Comments(0)

酒がなくても生きちゃいけるが、そんなん人生とはよう言わん。


by taikomochi-otona