2016/04/11 「寿々半」で蛤の鍋
2016年 04月 11日
本日は東京からみえた取引先とご一緒し、総勢七名という結構な人数で静岡市内常磐町、お馴染み「寿々半」。事前に電話で打合せをした際、今の時期何が旨いか問うたところ、「貝かなあ」と大将。
だがしかし貝というもの、なかなかメインに持ってくるには難物。刺身は旨いが主菜にならない。七輪を置き炙りつつ食べれば絶品だが、辺り一面に頭まで灰だらけとなり、仲間内ならともかく畏まった席には相応しくない。
そこで思いついたのが、桑名の料亭「日の出」の名物、蛤鍋。そこの蛤のしゃぶしゃぶといった料理は未経験だが、一度食べてみたかった一品だ。で、大将に「蛤で鍋やって」と申し出た。
電話の向こうでは、決して「快く」という感じではなかった。だが「まあできるよ」くらいの消極的な返事を捕まえ、無理を押し通す。そういう本日なのであった。 これがまあ絶品。ポン酢醤油も用意されたが、大振りの蛤の旨味が濃くてそんなの要らない。その後生蛍烏賊をしゃぶにして、豚肉もいただき大満足だ。加えて、〆に炊いてもらった饂飩の美味しいこと。
蛤の出汁がたっぷりの汁の、何ともいえぬ滋味。今までワタクシの中では、鍋の〆の好みはは鱧、すっぽん、河豚、蟹という順位だったが、一躍蛤が首位に躍り出たかもしれぬ。
酒は生ビールの後、焼酎を麦では「銀滴 麦」、芋では「赤霧島」「赤兎馬」、そして「桜明日香」。これは蔵元の紅乙女酒造が福岡県久留米なのだが、たまたま客人に同地出身の方がいて、大変喜ばれた。
どんな高級割烹でもなかなか感じることのできない、「これは今まで食べたことのない旨さ」感を、このたびまた寿々半で味わえた。さすが大将、さすが同級生。いつも無理をきいてもらってアリガトね。 (C)2016 taikomochi
だがしかし貝というもの、なかなかメインに持ってくるには難物。刺身は旨いが主菜にならない。七輪を置き炙りつつ食べれば絶品だが、辺り一面に頭まで灰だらけとなり、仲間内ならともかく畏まった席には相応しくない。
そこで思いついたのが、桑名の料亭「日の出」の名物、蛤鍋。そこの蛤のしゃぶしゃぶといった料理は未経験だが、一度食べてみたかった一品だ。で、大将に「蛤で鍋やって」と申し出た。
電話の向こうでは、決して「快く」という感じではなかった。だが「まあできるよ」くらいの消極的な返事を捕まえ、無理を押し通す。そういう本日なのであった。
蛤の出汁がたっぷりの汁の、何ともいえぬ滋味。今までワタクシの中では、鍋の〆の好みはは鱧、すっぽん、河豚、蟹という順位だったが、一躍蛤が首位に躍り出たかもしれぬ。
酒は生ビールの後、焼酎を麦では「銀滴 麦」、芋では「赤霧島」「赤兎馬」、そして「桜明日香」。これは蔵元の紅乙女酒造が福岡県久留米なのだが、たまたま客人に同地出身の方がいて、大変喜ばれた。
どんな高級割烹でもなかなか感じることのできない、「これは今まで食べたことのない旨さ」感を、このたびまた寿々半で味わえた。さすが大将、さすが同級生。いつも無理をきいてもらってアリガトね。 (C)2016 taikomochi
by taikomochi-otona
| 2016-04-11 23:59
| 外呑み
|
Comments(0)