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2016/04/24 東京銀座「酒仙堂」(多忙につき久し振りの日記)

忙しくて日記を書くのがままならなかった。この間、宅呑みあり休肝日あり、さらには宿泊出張あり。ともあれ今回は、いきつけの東京銀座のバー、「酒仙堂」でほっと一息ついた際の美酒のことを書こう。
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写真一枚目は、フレッシュのデコポンを搾ってもらい、オレンジ・ブロッサムに仕上げてくれた一品。ジンは「ボンベイ・サファイア」だが、プレミアム品の「スター・オブ・ボンベイ」を用いてくれた。
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続いてボトラーズもののモルトを二種。まずはメドウサイド・ブレンディング社が「ザ・モルトマン」のブランドで出している「ブナハーブン 12yo」。甘口だがスモーキーでスパイシー。

そしてドイツはリキッド・サン・ウイスキー社、珍しいアイリッシュ・ウイスキーのモルト「クーリー 12yo」。アイリッシュウイスキーといえば、未発芽の大麦と麦芽の両方を原料に三回蒸溜することで知られる。

しかしクーリー蒸留所の「カネマラ」は未発芽大麦を使用せず、ピートを焚いて麦芽乾燥させ二回蒸溜という、スコッチモルトと同じ製法を用いる。この酒もシングルモルトなので、カネマラのものだろう。

ただし、ピート感は弱かった。フルーティーで軽快、甘口の香味は、ややワタクシの好みから外れる。因みに現在、クーリー蒸留所はサントリーの傘下となっている。
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次にオロロソのシェリーを所望したら、マスターがわざわざ裏から面白いボトルを出してきてくれた。ボデガス・グティエレス・コロシア社の限定品である。

1613年から14年にかけて、支倉常長率いる慶長使節団がスペインを訪れた。それから四百周年の2013-2014年は「日本スペイン交流400周年」として、両国でさまざまな催しが行われた。

これはその「400周年記念ボトル」。ラベルは慶長使節団が海を渡ったガレオン船がモチーフ。フィノ、アモンティリャード、オロロソそれぞれ四百本のみボトリングされ、シリアルナンバー付き。

〆にはいつものように「ウンダーベルク」をいただき、胃腸の調子を整えた。さてさて、忙しさも来週あたりまで。とか言っている間に、すぐゴールデン・ウイークだわ。 (C)2016 taikomochi
by taikomochi-otona | 2016-04-24 19:02 | 旅・出張呑み | Comments(0)

酒がなくても生きちゃいけるが、そんなん人生とはよう言わん。


by taikomochi-otona
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