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2016/07/06 越乃寒梅 特撰

2016/07/06 越乃寒梅 特撰_c0156212_20204258.jpg
休日の土曜日。まことに久し振りに、宅呑み晩酌に清酒の燗酒。加齢とともにカラダのアチコチに支障が出たところ、医者が「焼酎がいいよね」と仰るので、しっかり根拠も把握せずに専ら焼酎の晩酌となっている。

外呑みで清酒を呑む機会は多いので、好きな清酒ではあるが、自宅で呑まなくてもさほど苦にはならない。それに、焼酎もなかなか美味しい銘柄が数多ある。しかも、コスト面は焼酎に軍配が上がるし。

さて今日は、ワタクシ自身先日来本調子ではないところ、家人も夏バテか胃の調子が悪いという。温かい酒がいいよね、ということで清酒ぬる燗とした。

もちろん、温かい酒としては焼酎もお湯割りにできる。だがオン・ザ・ロックスに比べて、ワタクシお湯割りはあまり好まないのである。

かの「越乃寒梅」の「特撰」だが、これは吟醸酒にあたる。「別撰」が本醸造酒、「白ラベル」が普通酒相当だ。特撰は、だから四合瓶で二千円弱のお値段となる。

ということで、これはいただきもの。保冷酒庫で保管していたため、外に出した結露で特撰のラベルが浮いて曲がってしまったのはご愛嬌。

毀誉褒貶ある寒梅だが、八海山や久保田などとともに新潟銘酒の旗手として、地酒の魅力を全国に広く知らしめるきっかけを作った功績は大きい。ワタクシは敬意をもって受けとめている。

その道筋があって、「天狗舞」「十四代」「磯自慢」「醸し人九平次」「飛露喜」等々、そして「獺祭」に続く今日の地酒の系譜があるのだ。もっとも、いま挙げた銘柄でワタクシ自身が好むものは少数だが。 (C)2016 taikomochi
by taikomochi-otona | 2016-07-16 23:00 | 清酒 | Comments(0)

酒がなくても生きちゃいけるが、そんなん人生とはよう言わん。


by taikomochi-otona