2017/08/03 奈良夜「奈良ホテル 三笠」
2017年 08月 04日
というドタバタならぬマッタリな観光を切り上げて、先輩にクルマで送ってもらった「奈良ホテル」の部屋に落ち着いた。シャワーなど浴びて、暫しの休憩。
気掛かりなのは、午後二時まで続けていたランチ。夜はメインダイニング「三笠」のフルコースだが、腹が一杯ではシャレにならぬ。当初十八時を予定していたのだが、一時間遅らせた。
結果、それが幸いしたのか完食することはできたが、昼泡が効いてかワインが入らぬ。かつては家人と二人、フルコースならば泡か白のあと赤に切り替えて、都合フルボトル二本いけたもの。
でも、この夜は白一本。しかし、これがいけるワインだった。リストの中では最もお安い方だが、それでも昼泡の二倍するシャルドネは、カリフォルニアの「ケンダル・ジャクソン」。
「リーデル」のワイングラスがケンダル・ジャクソンのオリジナルでお洒落だ。味わいには、シャルドネ特有のミネラリーなコクばかりでなく、大人びた苦味やエグ味を感じる。
これはなかなか掘り出し物で、とても美味しくいただけた。ソムリエ氏も普段このワインには接していないのか、テイスティングをした時に感心していたものである。
料理については写真の如し。味はまあ美味しく、ホテルのメインダイニングのフレンチとしては何の文句もない。もちろん雰囲気は最高、サービスは上々である。
食後はいつものように、メインバー「ザ・バー」。ここも三笠と同様、三年振りである。昼にお世話になった先輩とは、三年前は昼ではなく夜、このバーでご一緒したのであった。
ホテルオリジナル、フランボワーズのカクテルを一杯。これはご挨拶代りみたいなもので、ほぼ酒とは言えず。そして二杯目は「ヘンドリックス」ジンのオン・ザ・ロックス。
勝手知った味わいだが、だからこそ安心して呑める美味しさ。それにつけても、旅となるといつも一日中呑み続けになるのが不思議である。いや、別に不思議でもナンでもないか。 (C)2017 taikomochi
by taikomochi-otona
| 2017-08-04 22:47
| 旅・出張呑み
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