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2018/03/23 会食「潺々」

夜は取引先と会食。店は静岡市内の葵区常磐町、和食の名店「潺々(せんせん)」である。本日記にたびたび登場するこの店、料理の質についてワタクシは絶対の信頼をおいている。とても美味しい。

自分で場所を選べる会食で少人数、そして和食ということならば、必ず候補に入れる店。ただ、同じ相手を同じ店に続けて連れて行くわけにはいかない、という見栄がある。だから毎月のようには行けないのだ。

というわけで、潺々へは年に三四回ほどお邪魔しているか。期待に外れたことは決してない。いつも大いに満足するのだが、このたびももちろんそうであった。

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最初に生ビールを一杯。お女将がサーバーを毎日必ず綺麗に洗浄しており、また次ぎ方にも細やかな神経が行き届いている。そのお陰で、大変きめの細かい泡が楽しめる。

泡立ちがそうだと、ビール自体も素晴らしくまろやかな味になる。全くベツモノだ。清酒は地元の名酒「磯自慢」を各種揃えており、ワタクシはいつもぬる燗でいただく。燗付けも、温度計を用いた繊細なものである。

立て込んだりすると、たまに親方と女将のやりとりに緊張が走る。出来上がった料理を女将が即、運べない時などだ。こちらも少し緊張する。まあ夫婦の間のことであり、愛嬌と言うべき。

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〆は炊き込み飯である。地元静岡県は藤枝市岡部の筍をふんだんに使った筍ご飯。季節であることよ。お替わりをしてお腹いっぱい。

この炊き込みご飯、いつも余りをお握りにしてくれるのを持って帰る。いや、持って出るのだが、持っては帰れない。自宅まで行き着く前に、次に寄る女子が侍る店であげてしまう。

喜ばれて得意な阿呆である。なお、潺々は写真撮影禁止なので悪しからず。また潺々の意味であるが、「水がさらさらと流れるさま」をいう由。 (C)2018 taikomochi

by taikomochi-otona | 2018-03-24 18:26 | 外呑み | Comments(0)

酒がなくても生きちゃいけるが、そんなん人生とはよう言わん。


by taikomochi-otona