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2008/01/25 炭火焼「角鹿」にて会食

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金曜日、誘われて炭火焼「角鹿(つぬが)」にて会食。今年初だが、いつもながら良い。すこぶる良い。刺身を魚ではなく肉で、と指定したほかはお任せだったが、すべてにおいて満足した。

酒は最初は泡、カヴァから始める。丁寧な気遣いと技巧によって相変わらず美しい八寸は、和の料理の素晴らしさを再認識させてくれる。もちろん、食べても味良い。
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その後、肉類の刺身となり、馬刺、レバ刺、牛刺。おのおの全く異なった食感と香味は、それぞれに用意されたつけタレによって、ますます引き立つ。

同じ肉の刺身でも、ここで食べるのは、焼肉屋で食べるそれとひと味違う上品さがある。これは、席について料理に向かうこちらの心の持ちようからなのか、それとも、本質的理由があるのか。
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椀でひと息つく。みぞれの椀であるが、出汁の味の確かさもさることながら、大根おろしの入り方、つまり濃度が実に具合良い。美味しくいただく。
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その後、ワインは甲州「ルミエール」のマスカットベイリーA。山梨出身の大将は、甲州ワインには思い入れとともに、格別の知識もあろう。

とにかく、甲州のワインは白、赤ともに和食に合い、赤は醤油系に特にマッチすると思う。また、ほっき貝などの魚介でも、全く問題なく合わせられる。
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相方は焼酎にしていた。本日記でも書いた、昨年の角鹿一家の九州旅行以来、酒店とのルートもでき、焼酎の品揃えの充実は格段に上がっている。

ほっきに始まった焼きは、肉、野菜、つくね、イベリコ豚と、お任せで次々に出てくる。しかし、これが結構張ってきた腹にも、ストンストン収まっていく。素材の良さもさることがら、ほど良く脂が落ちている。
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こちらも多くのタレを用いることなく、あっさりといただいて行く。さらには、目前で焼かれる様子が五感に訴え、自ずとシズル感に溢れている。腹に収まるのも至極当然、という訳であろう。 (C)2008 taikomochi
Commented by 管理人@miyamiya at 2008-01-27 01:21 x
相変わらず、大将はいい仕事していますね~。
画像が大きく見えるせいでこのメニューは罪ですね。
甲州ワインも美味しそうで垂涎ですよ(笑)。
ますます頑張っている様子で嬉しいです。
Commented by taikomochi-otona at 2008-01-27 09:37
角鹿、奥様ともに元気、そして二人ともがんばっていますよ。
二人とも、仕事はしっかりしていても、変に肩に力が入っていない
ところが良いですね。

角鹿では年に一回は敦賀詣でをしたいと申しており、今年は店の人
を行かせたいと言っておりましたよ、管理人さん。
Commented by 角鹿 at 2008-01-27 23:25 x
先日はご来店ありがとうございました。今回も、心地いい緊張感と、楽しい時間をすごさせていただきました。「sizzle」感、すごい言葉をいただき、とても嬉しいです。2008年も、太鼓持さまに、お世話になります。改めて、宜しくお願いいたします。
Commented by taikomochi-otona at 2008-01-28 08:33
角鹿さん、こちらこそ、相も変わらず満足度の高い内容、ありがく存じました。
改めて御礼申し上げます。

福井の方も、上にあるように嫉妬されておりますよ。
今年もますますご精進され、もう一段、もう一段と
楽しみのグレードが上がると嬉しいですね。

正月早々プレッシャーでしたでしょうか。(^^ゞ
by taikomochi-otona | 2008-01-25 23:59 | 外呑み | Comments(4)

酒がなくても生きちゃいけるが、そんなん人生とはよう言わん。


by taikomochi-otona