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2008/02/05 潤の醇

2008/02/05 潤の醇_c0156212_7543285.jpg
宮崎県日南市の小玉醸造合名会社。その若き、しかし有能な杜氏、金丸潤平氏の名を冠した芋焼酎「杜氏 潤平」。これの兄弟ともいえる麦焼酎が、「潤の醇」である。

はだか麦の「イチバンボシ」を原料に、米の白麹、常圧蒸留にて醸す。はだか麦に常圧というのは、まさしく「兼八」系の特徴であり、この酒の香味もやはりその方向である。

即ち、焙煎して煮出したばかりの麦茶のような、香ばしい強い香りと深いコク。だが、その中には甘味とともにビターの味わいがあり、奥行きを形成している。

寒い中オン・ザ・ロックスでいただいたが、美味であり好みである。冷たくして呑むと、ややもすると強過ぎるかもしれない香味が、さほど前面に押し出して来ず、飽きずにいただける。

ただ、今回この銘柄数度目の呑みにして気がついたのだが、米麹の香りが鼻に付く。鼻に付く、というよりも、嚥下後に鼻から抜けて行く。欠点というほどではなく、気の持ちようでは面白味ともとれるが、気にはなった。

明日は休肝日とする所存。明後日七日から二日間は、福岡へ出張の予定。そんな訳で、もしかすると日記の掲載に数日、間が開くかもしれない。 (C)2008 taikomochi
Commented by konemiu at 2008-02-06 10:04
> 欠点というほどではなく、気の持ちようでは面白味ともとれるが、気にはなった。

そういうのってたまにありますよね。
そしてそれが、ずっと気になったくらいにして(笑)
Commented by sakenomi_don at 2008-02-06 20:13
ニュアンスはかなり違いますが私が呑んだとき(日記)の印象も同じような感じでした。ただ、冷たくなると少々ドライな印象があり通好みの焼酎かな、書いてありました。

楽しい(?)出張になることを(^^)
Commented by taikomochi-otona at 2008-02-06 21:39
ですよねー、konemiuさん。

気になった、という事実そのものの記憶が、
後の呑みを左右するのかもしれませんが。。。
Commented by taikomochi-otona at 2008-02-06 21:44
どんさん、「通好みの焼酎」ってのは言えてますね。
言い換えれば、ちょいと愛想の無い焼酎です。
ただ、だからこそ酒呑みには堪りません、ってか。

出張、昼も夜も大回転でがんばって参ります。(~o~)
Commented by 管理人@miyamiya at 2008-02-07 01:43 x
「潤の醇」、太鼓持さんの書き方で私も気になりました。
飲んでみたいですね、その面白味が何かを調べる為に(笑)。
福岡出張、またまた美味しいものとお酒が楽しみですね。
Commented by taikomochi-otona at 2008-02-09 17:34
管理人さん、戻って参りましてのレスで、大変遅くなり失礼致しました。

この「潤の醇」、杜氏が若いのに将来を嘱望される者で、
なかなか意欲的な造りをすると聞いております。
ある意味では、その若さが特徴として良く出た酒ではないでしょうか。

兼八系の変化形態として、ぜひ一度お試しください。
by taikomochi-otona | 2008-02-05 23:00 | 焼酎・泡盛 | Comments(6)

酒がなくても生きちゃいけるが、そんなん人生とはよう言わん。


by taikomochi-otona