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2008/05/20 カリー春雨

2008/05/20 カリー春雨_c0156212_7561219.jpg
暑くなると泡盛が恋しくなって来る。朝方までの大雨が降り止み晴れた静岡は、本日28.6度まで気温が上がり、夏日を通り越してほとんど真夏日の様相だ。

酒肴は挽肉のレタス包みということで、泡盛との相性は良さそうだし、「カリー春雨」を出して来る。口開けではないが、随分と久し振りの登場だ。

いくつか好きな泡盛があるが、これはかなり大好きな一本。那覇の南に位置する小禄にある、宮里酒造所のもの。カリーだからといって、カレーの香りがするわけではない。カリーは漢字で「嘉例」で、佳きこと、縁起が良いことなどを表す。

三年以内の熟成酒によるもので、春雨シリーズの中でも最も安価な部類だ。しかし、日常の宅呑みでいただくには、かえってこういう定番酒を好むものである。

清酒においてもそうだが、蔵元というのはこういう売れ筋、即ち、毎日のように呑まれ、かつ地元で多く消費される酒に気を遣って造るものだ。それは、蔵の評判を最も左右する商品だからである。そうして、定番酒が美味しい蔵元は、そこの製品全体が概ね信用できる。

このカリー春雨も、もちろんとても美味しい。変なクセがなく、それでいて泡盛に期待するややエキゾチックな風味やコクが感じられる。度数も三十度と呑み応え十分。オン・ザ・ロックスでいただいたので、ある時点からいきなりの酔いを感じてややうろたえた。 (C)2008 taikomochi
Commented by いつも見てますが at 2008-05-22 09:44 x
地元では飲まれていません。地元で売られていません。
Commented by taikomochi-otona at 2008-05-22 11:40
ありゃ、そうなんですか。いつも見てますがさん。

この一本を買った店ではないのですが、
何度か「カリー春雨」を求めた静岡の「銘酒市川」さんのサイトに、
「沖縄では家を建てる時の「棟上げ式」を大事にしており、
そのときのお祝い酒には「カリー春雨」が大人気でひっぱりだこなのだそうです。」
との記述があり、そのように思い込んでいたのですが、
今改めて同店の記述を読み返したら、
「この『春雨』、地元沖縄でもほとんど見つけることができない正真正銘の
”幻の 泡盛”なのです。現地で夜、ふらっと飲みに立ち寄った居酒屋さんにも
お聞きいたしましたが地元でも本当に手に入らない泡盛なのだそうです。 」とありました。
なるほど。

それにしても、もう少しアイソのある書き込みの記述をお願いします。
by taikomochi-otona | 2008-05-20 23:00 | 焼酎・泡盛 | Comments(2)

酒がなくても生きちゃいけるが、そんなん人生とはよう言わん。


by taikomochi-otona