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2008/06/27 東京にて三軒ハシゴ。絶品の子豚

午後より東京。所用を終えた夕刻、呑み友達のT.JACK氏の多忙中をも省みず呼び出し、銀座にて落ち合う。その後三軒ハシゴ。まず、食事を摂る店が18時に開くまでの半時間をつぶさんと、「シーマンズクラブ」。黒ビールおよびレッド・アイ。

2008/06/27 東京にて三軒ハシゴ。絶品の子豚_c0156212_8444444.jpgその後、いよいよ時間も満ちて「ビストロ・ヴィヴイエンヌ」。

ここは、昨年やはりT.JACK氏に教えてもらって行ったビストロ、「ラ・マリー・ジェンヌ」からの独立との由。

そんな背景に加えて、小ぎれいで明るい店内、頭数の多い厨房等々。期待は否応なしに高まる。

出だしのリエットからして実に美味しい。牛肉のカルパッチョは臭みが全くなくすっきり。

ハムやサラミも良いけれど、脂っこくなるのが少々難。しかし、これならそれはないな、と改めてカルパッチョというものを見直した次第。



サラダなどを挟んで、時間が掛かるからと入店時にメインとして頼んでいた子豚の、多分コンフィと思われる料理。これはまさしく絶品だった。

この千葉産の子豚自体がとても美味しいのだが、その旨味が完璧に閉じ込められているのだ。

特に骨周りは素晴らしく、思わず手づかみでリブをバラして食いついてしまう。手と口周りをベトベトにしながらの完食だ。
2008/06/27 東京にて三軒ハシゴ。絶品の子豚_c0156212_8451593.jpg
私にとって、この数年来で食べた豚の中で間違いなく第一位の美味しさ。美味しいものを食べることの嬉しさを、心の底から感じた時間だった。

ワインはグラスで白一杯、赤三杯という按配。お任せで赤は軽、中、重という感じでいただくが、どれも決して高いものではない様子でありながら、選りすぐりと思われた。とにかく変な味、妙な香味が一切感じられない、真っ当なセレクトなのには感心。

2008/06/27 東京にて三軒ハシゴ。絶品の子豚_c0156212_8455967.jpgこのように、まことに美味しくそこそこの量をいただいたが、食事もワインも自然で健康的な素材ばかりなのか、満腹でも体が軽く感じられる。これは特に得がたい経験だった。

ヨコメシというのは、ガッツリ食べると結構体の中がデブデブした感じとなるものだが、今回はスッキリだったのである。








その後、いつものようにバー「酒仙堂」へ移動。マスターもまじえて、すっかり馴染んだ親しい空間に時間。

マルガリータの後、ウイスキーを二点いただく。

変り種の日英合作のモルトをストレート、そして「マッカラン」の「ファイン・オーク 12yo」をハイボールにしてもらった。

銀座の真ん中にこのような居心地の良い場所があること、まことに有り難く思う。

また、長い時間お付き合いいただいたT.JACK氏に謝意を表する。
   (C)2008 taikomochi
Commented by T.JACK at 2008-06-28 14:30 x
おつかれさまでした。開店記念日は後からきた客に知らされて、私とて
無粋なことを・・・。となったので、その分上乗せで散在しました。

とまれ、うまいメシ、うまい酒、よき時間を味わえて上々な一夜でした。
また次から、ハードルが高くなるんですけど〜。がんばります。
諸々ありがとうございました。m(_ _)m
Commented by taikomochi-otona at 2008-06-29 07:51
T.JACK氏、このたび「も」大変ありがとうございました。

豚、美味しかったですね。
それにしても酒仙堂の件は、ちょいと失点でした。
私はそのまま帰ってしまい、なおさらですわ。

オリンピックも近いことですし、次回、ハードルを上げていただき、
ぜひともレコード級のお店を、と厚かましく申しておきます。
by taikomochi-otona | 2008-06-27 23:59 | 旅・出張呑み | Comments(2)

酒がなくても生きちゃいけるが、そんなん人生とはよう言わん。


by taikomochi-otona