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2008/10/19 銀鱈の西京漬に「作 ひやおろし」

休養十分で体調も良し。歩く。生存のために体を動かす必要がなくなって、ただ歩くために歩く矛盾を感じながらも、とにかく歩いて、帰ってシャワーを浴びて着替えなくてはならないほどの汗を、この季節にしてもかく。

歩けば喉が乾き、だから昼食時に泡を呑む。こいつこそ、生存のために全然必要ねえなと思いつつ、しかし、オレの場合に限っては必要かも、などと馬鹿を考えながらスプマンテ。ああ、それと家人もね。

「ザルデット・プロセコ エクストラ・ドライ」。凡そスプマンテは甘いという間違った先入観を持っていて、それはウチソトでちゃんとしたものを呑む都度正されるのだが、何故かしつこい概念だ。

しかし、こいつは素晴らしくドライ。かの先入観があるだけに驚き、また嬉しい。それにしても、ヘタって昼飯も食べないで横になっているのと、朝から汗をかいて昼泡を呑んでいるのとでは、どちらが健康的なのかと悩む。これは難解だ。
2008/10/19 銀鱈の西京漬に「作 ひやおろし」_c0156212_7543363.jpg
晩御飯には、「角鹿」のパーティーで引き出物としていただいた、銀鱈の西京漬を焼いて供する。やや濃く感じるも、その香味の方向はとても美味しい。第一、身が美しいやね。

西京漬は、鰆と銀鱈とどっちが上かなあなどと考えつつ、合わせた酒は、「作(ざく) ひやおろし」。ぬる燗にて。鰆と銀鱈、どちらも美味しいし、鮭もまた良し。 (C)2008 taikomochi
Commented by さけあきんど at 2008-10-21 07:39 x
おはようございます。このところ「作」は酒質を上げている感じがします。雑味がなくなって、すっきり飲みやすくなったように思います。それはそれでいいのだけれど、僕には少し物足りない。「原酒」を飲んでらっしゃるようですが、飲み飽きたりはないでしょうか。
Commented by taikomochi-otona at 2008-10-21 08:30
おはようございます、さけあきんどさん。
この酒の口開けの際の日記をご覧いただけましたでしょうか。

「とにかく薄い。さっぱりし過ぎている。
それはそれで清酒のひとつのあり方であろうが、
ひやおろしと銘打たれて納得する酒質ではない。」

と書きましたが、全くそのような印象です。
原酒であってもそうです。
嗜好の問題ですが、私にも物足りないです。
by taikomochi-otona | 2008-10-19 23:00 | 清酒 | Comments(2)

酒がなくても生きちゃいけるが、そんなん人生とはよう言わん。


by taikomochi-otona