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2009/01/07 高輪で鮨を喰い、帰宅して「九頭龍」を呑む

東京に泊まり明けた今日、年始のあいさつ廻り。昼食は高輪の行きつけ、「鮨たかはし」にて。同店の営業は今日からで、私は今年最初の客となる。つか、結局この昼、とうとうほかに客は来なかったけれども。

昨夜の銀座、空車のタクシーが溢れていたし、鮨屋もかくの如し。六本木はさらに酷い様子で、同地の鮨店の仕入れが鰯二本だったことがあるという逸話を店長がするので、吃驚する。

魚介の揃えも年々難しくなっていく様子が、タネのケースを覗くだけではっきりと伺える。今年、鰤は大型のものがないという。脂のない、しかしそれはそれで美味しい刺身をいただくが、トロリと脂の乗った鰤を懐かしむ。
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夜、帰宅して「九頭龍 純米吟醸燗酒」の、当然燗につけた晩酌を楽しみながら、写真のような酒肴をいただく。とりあえず、自宅で呑むには豪勢な肴は要らぬ。鰯やししゃもでもあれば十分だ。締めに、七草粥を少しいただく。 (C)2009 taikomochi
Commented by マイタ at 2009-01-08 23:03 x
テレビなどでこうも不景気不景気と叫ばれては
鮨屋さんに行くのに罪悪感を抱いてためらってしまう人も
居られるのでは?
確かに安価なものではないですけども、
「たまには外で美味しいものを食べる」ことを目標にするのも
仕事をする励みになっていいような気がします。

でも、ししゃもで宅呑みにもそそられますわ。
Commented by taikomochi-otona at 2009-01-09 07:59
ですよねぇ、マイタさん。
以前雑誌に、海外の雑誌と日本の雑誌の見出しを統計的に調べた記事があって、
日本の雑誌の見出しは、海外に比べて圧倒的にネガティヴなものが多かったそうです。
国民性ですかね。

宅呑みっていいですよね。懐にも優しいし。
それでいて、素朴な酒肴でも満足度は高いのです。
by taikomochi-otona | 2009-01-08 07:46 | 清酒 | Comments(2)

酒がなくても生きちゃいけるが、そんなん人生とはよう言わん。


by taikomochi-otona