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2009/11/11 「寿々半」は約二週間振り

今年はめっきり行く回数が減ってしまったと書いたばかりだが、行くとなると続けていくもので、10月下旬以来約二週間振りで訪れた「寿々半」。仕事上の会食なのだが、やはり何かと使い勝手が良い店なのである。

もちろん大将が同級生ということで無理がきく、我儘を言えるという面は疑いもないのだが、それにしっかり応えてくれるからこそである。和食の店だが守備範囲は広く、かつ結果が伴っていて美味しいのだ。

だからプライベートで行っても凡そ品書きなど見ることはないし、また宴会の場合は予め大将と打ち合わせて献立を定める。自在なのである。

今宵は映画「蝉しぐれ」などの作品をお創りになっている黒土三男監督ほか、五名での会食。何で黒土監督とということになるのだが、まあその辺りは仕事の延長で、とだけ書いておこう。

この季節ならば最後は鍋を持ってくるのは穏当な線で、今宵もそのようにして寄せ鍋。そのほかには鮪やまかけ。美味なり。
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桜海老かき揚げ。秋の漁期中とあり、生を用いている。ここ寿々半のは衣が限りなく薄く、どうやって繋いでいるのか全く不思議なくらいだ。
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豚肉は名は忘れたが銘柄豚。ジューシーな肉が美味しい。
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銀杏とむかご。実に巨大なむかごである。
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話は大いに盛り上がり、気が付いたら四時間も経っていた。しかし、そこでお開きになった後も私は一人店に残り、おりしもカウンターにいらっしゃった学校の先輩にあたる某歯科医ご家族と歓談。

ご家族が帰られると、店には大将と私だけ。この珍しいシチュエーションに、今度はサシでのまったりした話が続く。

何だかんだと六時間も居座ってしまい、前半のビールと麦焼酎オン・ザ・ロックス、後半のウイスキーのやはりオン・ザ・ロックスでしたたかに酔ったのであった。翌日は珍しく二日酔い。 (C)2009 taikomochi
Commented by バボイ at 2009-11-14 09:31 x
お久しぶりです。
某歯科医先生とは、「あの」先生でしょうか?(笑)
先月末の日曜日に静岡に行った際、久しぶりにお会いして、「寿々半に年内に行きたいね。」とお話したばかりでした。
あそこは腰を落ち着けてじっくり呑むのにいいお店ですね。
Commented by taikomochi-otona at 2009-11-15 12:30
バボイさん、お久し振りです。

ハイ、さようでございます。
ご夫婦でお見えになり、お嬢様と合流されました。
私は先生と「寿々半」でそうやってお話しするのは、
実は初めてで、楽しゅうございました。

バボイともご一緒したいですね。
by taikomochi-otona | 2009-11-11 23:59 | 外呑み | Comments(2)

酒がなくても生きちゃいけるが、そんなん人生とはよう言わん。


by taikomochi-otona