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2010/04/30 完がこい 全麹仕込

実はまだ「くさや」臭い拙宅であり。さて、とりあえずワタクシも明日から五日まで休みということで。先日行きそびれた「ビールのヨコタ」など、そんな開放感に加えて、今日はうってつけの陽気とずいぶんそそられたが。

いやしかし、連休中には一泊二日でお大尽の旅行を予定しているので。いや、行程は決してお大尽ではないものの、泊まりと晩餐がちと。よって自重し、真っ直ぐ帰宅したり。

ところが行い正しければ、というのはワレながら言い過ぎとしても、とにかく自ずと幸は向こうから来るもので。帰宅すると、福岡のNさんから焼酎が届いており。

実は、つい数日前には職場のセンパイから「佐藤 黒」を一升いただいて。それが過日呑み切った「宝山 蒸撰白豊 酒精乃雫」の芋焼酎の後釜としてすっぽり入り、ホレホレと喜んでいたところ。

今度は宝山と同じ日に空けた米焼酎「耶馬美人」の後釜として同じ米焼酎が来て、この調子だと呑めども尽きぬ泉状態だワイ、と大層ウキウキしているところ。いや、冗談抜きでNさんには恐縮至極、感謝雨あられ。
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ワタクシが豊永さんの大ファンとご存知での「完がこい 全麹仕込」のご進呈、本当に有り難く。Nさん、有り難うございます。ありがとうございます。

豊永さんではもちろん「無濾過 自我田」が命と等しきほど好きだが、もちろん完がこいもなかなか。とりわけ全麹仕込となれば凄く。何せこの酒、全てを米麹だけで造っている酒、掛米というのは存在しないのであり。

味わいはどうかといえば、正直野暮で古臭い。それも実にじつに良い具合に。ものごと、洗練の方向に向かえばすべからく進歩、といったモダニズムが完全に否定されるところ、まっこと痛快の極み。

焼酎は原初、こういう美味しさだったのだよと諭され、ハッハーとひれ伏し。御前崎の皮付鰹も思わず色を失くす。つか、ちょいと今夜は写真の発色が悪かったり。 (C)2010 taikomochi
Commented by (N) at 2010-05-01 14:45 x
唐突ですみませんです。
この銘柄、もう廃盤らしくて・・・。
太鼓持様に、教えてもらったお気に入りだっただけに残念です。
Commented by taikomochi-otona at 2010-05-01 21:30
すみませんなんて仰らないでください、(N)さん。
大変嬉しく存じましたが、それにしても全麹は終売なんですか。

そんな貴重なものをお気遣いいただき、ありがとうござました。
残念ですが、この後はかの「自我田」をよすがに致します。。。
Commented by kao at 2010-05-03 15:25 x
完がこいは、私の常備酒。
いつも3種類用意してお料理や気分で楽しんでいます。

この全麹は呑んでいないので、興味がありますが…終番なんですか。
Commented by taikomochi-otona at 2010-05-04 13:39
かおさん。

豊永さんには全幅の信頼を置いていますので、
今回の全麹の終売も、
お考えがあってのことと拝察しています。
本当に良い酒を造ってくれる蔵元さんですね。

それにしても、「自我田」は最高の酒ですよ。
かおさんはもう呑まれましたっけ?
by taikomochi-otona | 2010-04-30 20:26 | 焼酎・泡盛 | Comments(4)

酒がなくても生きちゃいけるが、そんなん人生とはよう言わん。


by taikomochi-otona