2010/10/15 痛飲明けて休肝日ののち、お節と「奈良の八重桜」
2010年 10月 15日
当家はもう正月だ。てな訳はないが、今宵の酒肴はお節。蒲鉾、黒豆、たたき牛蒡、そして数の子。さすがに田作りは用意できなかった、とは家人の弁。
いよいよそういう季節か、てゆーか、拙宅は夫婦揃って酒肴の王者たるお節料理好き。今年はさすがに早すぎる感があるが、正月でなくとも寒くなって来ればお節を造る。
酒肴の王者と記したが、清酒の肴としてお節は素晴らしい。さらには、それで一杯やった後の雑煮が美味しい。〆の食事として最良だ。
これには、拙宅は正月を自宅で過ごすことがないので、年末に自宅用にお節をこしらえ、年が明けて食べることがないという事実も絡む。だからこそ、それ以外の時期に造っていただく。
一昨日は、河豚のあと二か所はしごして痛飲。そして昨日は休肝日。そんな二日を経て、本日はこうして上々の宅呑み。 清酒はT.JACK事務所の相棒氏から過日いただき、心では温め、モノは保冷酒庫で冷やしていた「奈良の八重桜」。醸したのは「春鹿」の株式会社今西清兵衛商店。この酒の開発には、奈良女子大学が深く関わっている。
「奈良の八重桜(ナラノヤエザクラ)」は、同大学の学章となっている花。大学創立百周年(2009年)記念に、この花から清酒酵母を分離、培養しようというプロジェクトが2006年初夏に始まった。
当初、大学構内の花から分離するのはうまくいかなかった。しかし、奈良県工業技術センターの協力も得、採取場所を奈良公園にまで広げた結果、見事成功したのである。
その「ナラノヤエザクラ酵母」を用いて今西清兵商店が造ったこの酒、かなり強めの酸味に、隠し味のように甘味が絡む様はワタクシの好み。一本300mlとて、燗につける間もなく二本とも空けてしまった。 (C)2010 taikomochi
いよいよそういう季節か、てゆーか、拙宅は夫婦揃って酒肴の王者たるお節料理好き。今年はさすがに早すぎる感があるが、正月でなくとも寒くなって来ればお節を造る。
酒肴の王者と記したが、清酒の肴としてお節は素晴らしい。さらには、それで一杯やった後の雑煮が美味しい。〆の食事として最良だ。
これには、拙宅は正月を自宅で過ごすことがないので、年末に自宅用にお節をこしらえ、年が明けて食べることがないという事実も絡む。だからこそ、それ以外の時期に造っていただく。
一昨日は、河豚のあと二か所はしごして痛飲。そして昨日は休肝日。そんな二日を経て、本日はこうして上々の宅呑み。
「奈良の八重桜(ナラノヤエザクラ)」は、同大学の学章となっている花。大学創立百周年(2009年)記念に、この花から清酒酵母を分離、培養しようというプロジェクトが2006年初夏に始まった。
当初、大学構内の花から分離するのはうまくいかなかった。しかし、奈良県工業技術センターの協力も得、採取場所を奈良公園にまで広げた結果、見事成功したのである。
その「ナラノヤエザクラ酵母」を用いて今西清兵商店が造ったこの酒、かなり強めの酸味に、隠し味のように甘味が絡む様はワタクシの好み。一本300mlとて、燗につける間もなく二本とも空けてしまった。 (C)2010 taikomochi
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t-jack2121 at 2010-10-16 14:07
空けましておめでとうございます。三合少々、ですね。
写真で見ると、よりミヤビなパッケージでございますな。
相棒氏もさぞかし喜ぶかと。早速、隣席に伝達します。
写真で見ると、よりミヤビなパッケージでございますな。
相棒氏もさぞかし喜ぶかと。早速、隣席に伝達します。
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taikomochi-otona at 2010-10-17 07:34
by taikomochi-otona
| 2010-10-15 21:00
| 清酒
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Comments(2)