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2011/10/06 「板前てんぷら 成生」から「ジュイエ」     -後編-

「板前てんぷら 成生」で得た愉悦をひきずったまま、鷹匠を少し日吉町駅方面へ。はしごの店は「パサージュ鷹匠」内のバー「ジュイエ(juillet)」。

モルト好きの友人が、「昼から呑めるバーを見つけたぞ!シガーもあるぞ」と騒ぎながら教えてくれた店。昼とはいかず、すっかりバーに相応しい時間になっての初訪問。
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初っ端、カウンター背後のヒュミドールを拝見して、シガーを一本チョイス。それを早速くゆらせながら、まずはフレッシュマンゴーのカクテルをいただく。

私の嗜好では、葉巻は柑橘系にちょいと合わせにくいが、マンゴーはトロリと濃い果汁が葉巻に合う。酒もラムを使ってくれて、さらに相性良し。

マスターは京都で12年ほどバーをやられていたのだが、出身地の静岡に戻られたと聞く。京都で学生生活を過ごしたワタクシ、みやこの話に暫し花が咲く。
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とカウンターを見ると、年月を経てなかなか味のある風体となったジョニ赤が。早速ストレートで所望すると、これがほどよく円くなって、舌の上で転がしてもアルコールが立たず旨い。
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さらには珍しいモルトがたくさんあるんだ、ここ。瓶の数自体が多いという訳ではないのだが、品ぞろえに良い意味での「偏り」がある。ボトラーズの見掛けないモルトなんかが、何本も置いてあるのだ。
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そのうちの二、三種を同行の者とともにいただき、すっかりいい気分に。「ラフロイグ」の1996年ビンテージなんかとても良いね。優しく、ほどよいヨード香。仄かに味わえる塩味。実にワタクシ好み。

とても気に入りました、ジュイエさん。あと何回通うとあのモルトが制覇できるのだろうなどと、ふと考えるほどに。


外に出て向かいの「ピッツェリア 22(VENTI DUE)」を覗くと、マスターと目があう。マスター、寄ってきて「今日はどこ行ったんですか」と。

「成生。てんぷら」と答えてはおいたものの、先日「セノバ」でばったり会った際、近々行くいからねと答えておいて。それで他ばかり行っているのが、嘘つきみたいで申し訳ない。

ま、天婦羅とピッツァぢゃ方向性が西と東だから。今回も許してねー。でもホント、来週くらいには行かないと大嘘つきになっちゃう。 (C)2011 taikomochi
Commented by kao at 2011-10-07 19:26 x
お酒の味がわかり、楽しみ方がわかる方から、
遠隔で、
美味しいモルトをいただいた気持ちです(笑)
Commented by taikomochi-otona at 2011-10-08 19:16
かおさん、先日お約束したお祝い、
美味しいご飯(もちろん呑んで)のあと、モルト、いきましょう!
Commented by kao at 2011-10-09 23:43 x
喜んで。

モルトはごく一般的なものしかわからず、師匠のお話を伺いながら時代や背景も楽しみたいです。
あとは、呑んだ感覚で好きか嫌いかははっきり言えますので(笑)
Commented by taikomochi-otona at 2011-10-10 07:31
かおさん、それほどの知識は持ち合わせません。。。
酒仙堂の亭主に任せましょう。

では、日程を調整しましょうね。
by taikomochi-otona | 2011-10-07 14:26 | 外呑み | Comments(4)

酒がなくても生きちゃいけるが、そんなん人生とはよう言わん。


by taikomochi-otona