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2011/11/15 「旬の魚菜 辻」再訪

取引先に招かれ、静岡市内常磐町の「旬の魚菜 辻」にてご馳走になる。先方からは今年四月にも同じ店でご馳走になっている、ということを本日記で確認していた。日記は便利である。

記憶は薄れていたが、その際の日記では私としては結構な褒めようだったので、今回も楽しみにしていた。そしてそれは当たっていて、このたびも美味しく楽しい会食であった。

ただ、自らここを贔屓にして再訪するかというと、そこまでの魅力を感じることはできない。飲食店の経営というものは、なかなかに難しいものである。


この店は清酒の品揃えが豊富だが、ありがちなこととして、並ぶそれらはすべて冷酒で供されることになっている。そうして燗酒というのは、別に一種設けられている。

そもそもそのように、冷酒用燗酒用と区分すること自体が不思議でならないワタクシである。過日は敢えてお酒に詳しそうな女将に頼み、やりとりのすえ常温、ということで手を打ったのであった。

今宵はその女将が留守であり、お運びはまだ十代の女性二名。面倒で清酒はすべて冷酒で妥協したが、やはりいまひとつ味わいが分からず後悔した(冷たいと香味が分からん)。ましかし、およばれの席でわがままは慎まなくては。


地元の酒以外もあるが、ここは静岡の酒をリストの端から呑んでいく。すべて吟醸クラスである(それでも私は本当はぬる燗につけて欲しい)。「磯自慢」「初亀」ときて三番目、藤枝の酒だったがどうしても思い出せない。

聞いたことのない銘柄だった。不詳ワタクシ、この齢まで呑み続けてきて、未だに聞いたことのない地元の酒というのは相当稀である。それにしても思い出せない。岡田酒造さんか。でも「翁弁天」(岡田の代表銘柄)ではなかった。

最後に「喜久酔」。グラスで供される酒は、正一合とまではいわないが、八酌ほどはあったと思う。最初のビールに加えて、結構呑んだ。


なおかつ紺屋町にハシゴして、夜更けまで珍しくカラオケで盛り上がる。ここでもウイスキーの水割りは、濃い目の氷なしなのであった。 (C)2011 taikomochi
by taikomochi-otona | 2011-11-15 23:59 | 外呑み | Comments(0)

酒がなくても生きちゃいけるが、そんなん人生とはよう言わん。


by taikomochi-otona