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2013/07/01 要らぬことに想いを巡らし「大吟醸 技匠」

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気が付いたら七月。今年はもう半分終わったわけだ。齢をとるごとに、加速度的に日々が早く過ぎてゆく気がするが、それはワタクシが若い頃イメージしていたのとは逆だ。

独り者だと暇があるし、年長者イコールゆっくり、みたいなイメージでそう思い込んでいたのだろう。しかし、よくよく考えてみれば、齢を重ねるごとに一年が短く感じるのは当たり前だ。

十歳の一年は、人生の十分の一にも及ぶ。二十歳でもニ十分の一、つまり5%にあたる。それは人生全体において十分な重みであり、相当な長さである。

それに対して、五十歳の一年は人生のたった2%にしかあたらない。取るに足りないとまでは申さないが、いつもの一年と感じても、それがあっという間に過ぎ去っても、あながち不思議ではない。

それはアンタが無為な一年を過ごしているからでしょう、というキビシイご指摘には頭を垂れるばかりだが、有為で忙しければ、それはそれでもっと早く一年が経ってしまうような気がする。いやはや。

そんな、肴にもならないことをつらつら考え巡らしながら、過日のワタクシの誕生日に、まだ一年が相当長いであろう愚息が贈ってくれた清酒をいただく。「大吟醸 技匠(わざのたくみ)」。 (C)2013 taikomochi
by taikomochi-otona | 2013-07-01 20:23 | 清酒 | Comments(0)

酒がなくても生きちゃいけるが、そんなん人生とはよう言わん。


by taikomochi-otona