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2015/04/06 オステリア カルネ[下]

ここ、いい店だ。このたびは他に客がいない食事だったので、贔屓目かもしれないが、マスターが一人で切り盛りするのに、手際が良くって安心できる。カウンターの目の前が焼き場なので、見ていて楽しい。
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前菜の盛り合わせをもらって、まずはイタリアの泡をもちろんボトルで。ウチの夫婦だと最初の泡一本は、もって20分ですな。料理は長葱焼き、きのこの炒め物と続ける。どれも味が良い。

メインのステーキは、スコットランドはアンガス牛のサーロイン。サーロインといっても全然脂っぽくなく、さらには丁寧な焼きで脂身が美味しく変化している。塩をちょいとつけるだけで、ご飯のようにモリモリいけた。
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ワインを赤に切り替えて、スペインの日本贔屓の生産者が造る「マツ(MATSU)」。現地の農夫の顔を用いたラベルが印象的だが、若いの、中年の、年寄りのと三種類ある。中身ももちろん、それに合わせている。

今回は中年の「エル・レシオ」をチョイス。テンプラニーリョ100%なのに、酸っぱ過ぎず、適度に熟成されて円くなった感じが素敵。オーク樽由来か、ヴァニラやチョコレートの香味も心地よい。

ステーキに続けては、自家製腸詰を焼いてもらった。そのあと、なんと結婚記念日のハナシを聞いたマスターに、ドルチェを奢ってもらっちゃった。奥様がパティシエで、これも自家製なのである。大変美味しくいただく。

気さくなマスターとは、他にお客がいなかったこともあり、よく話しができた。話しやすい方である。おかげさまで良い記念日を過ごすことができた。あのステーキは、きっとまた食べたくなると思う。 (C)2015 taikomochi
by taikomochi-otona | 2015-04-07 21:27 | 外呑み | Comments(0)

酒がなくても生きちゃいけるが、そんなん人生とはよう言わん。


by taikomochi-otona