2015/04/28 桜海老からハナシは広がり
2015年 04月 28日
静岡は山海の美味に恵まれていて、酒呑みには本当に有り難い土地である。先日も山持ちの同僚から自宅の山で掘った筍をいただき、炊いて食べ、筍ご飯にして食べした。
もちろん東京に山持ちの同僚などいるわけもなく、こちらに越してきたときは凄いモンだと感動した。しかし、世界は広い。
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高校生の時分にアメリカにホームステイした際、ジュニア・アチーブメントの大会がインディアナポリスで開かれ、数日滞在した。その間、なんかの拍子にロック・クライミングのハナシになった。
それが趣味だという、現地の高校生がいるのである。「凄いね。で、どこいらへんで登るの」と聞いたら、「自宅の山で」という。魂消たものである。さすがはアメリカだわい、と思った。
今から考えれば日本でも、例えば自宅裏に崖があるような敷地は、そんなに広くなくてもありそうだ。それに、そんな危ない土地は安く買えそうだ。
でもその頃はティーンエイジャーでもの知らずだったし、そ奴がジョージアの人だったから「風と共に去りぬ」の映画のイメージなどもあった。だから、山あり谷ありの広大な敷地をイメージしたのである。
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そうそう、その時、高校の友人仲間で作った「ゴー・クライム・ア・ロック」と染めたTシャツを着ていたんだ。それでそんなハナシになったんだ。
ただしそのTシャツ、ロックのスペルが「LOCK」になっていて、なんでそんなイージーな間違いするかな、という代物。ワタクシは企画に賛同してオカネを出し、完成したTシャツを受け取っただけ、責任はないのであるが。
それにしても、そんなシロモノをアメリカで着られるってのは、若いってスゴイ。今の自分ならば、とても恥ずかしくて着られない。
桜海老から、話は相当遠くへ来てしまった。齢をとるとハナシは長くなり、しかも逸れてゆく。書き忘れたが、本日の晩酌は「特蒸 泰明」。一升瓶一本空いたが、もう一本在庫有り。 (C)2015 taikomochi
by taikomochi-otona
| 2015-04-28 23:00
| 焼酎・泡盛
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