2015/10/06 木村硝子店のロックグラス
2015年 10月 06日
だが、いったん火が付いた物欲はなかなか消し難いもの。かつ、これも記したように、永年使ってきた焼酎用のロックグラスに厭いていたのは確かなのである。
そのような状況下、結局、我慢できずにネットでグラスを求めてしまった。業務用グラス製造販売の老舗、木村硝子店の「esシリーズ」の一品である。
このシリーズは、同社のデザイナー、三枝静代氏のデザインワークの中にあった作品の一部を商品化したもの。厚手でほど良い重みのグラスに、職人の手によって丁寧にカットが施されている。
価格としては、なんと薩摩黒切子を購う値段で、これが二十個近く買えるのである。それでも二客で諭吉超えという、それなりに高価なものだ。大切に使っていきたいと考えている。
専ら焼酎をオン・ザ・ロックスで呑む用に相応しい形状、意匠として選んだ。ウイスキー用とは違う趣きを求めた。これで正解だったと思う。口当たりのエッジにも気を遣っており、大変気に入った。
中身の焼酎は初めていただくもので、大分、由布市の小野酒造株式会社が醸す稀少な麦焼酎「手漉き濾過 小野屋」。しかし本日のお題はグラス、焼酎については稿を改めて記したい。 (C)2015 taikomochi
by taikomochi-otona
| 2015-10-06 20:35
| 焼酎・泡盛
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