2015/11/04 生桜海老
2015年 11月 04日
本日いただいたのは生。静岡以外では、生のまま桜海老をいただく機会は少なかろう。そのまま食べる場合でも、茹でたものがほとんどと思われる。
写真のように、結構色は濃い。淡いピンクが綺麗なのは、むしろ釜揚げの方だ。あれはどういう具合か。色素がお湯に溶け出すのかしらん。それとも体の透明度がなくなるからか。
資源保護のために、桜海老は春、秋の限られた漁期にしか獲らないことになっている。先月の終わりに、その秋漁が解禁されたばかりなのだ。
さらに漁ができるのは、静岡市の由比港漁業協同組合と、焼津市の大井川港漁業協同組合の百二十隻に限られる。しかも、各船の漁獲量に関係なく一律の報酬が支払われる、プール制を採用。競争原理で乱獲されないような資源管理漁業を行っているのだ。
正直、生が食べ方として飛び抜けて優れているわけではないと思う。釜揚げや干しにもそれぞれ、それらならではの旨さがある。
しかし、口に入れて噛むとプチッと殻が弾けて、口中に海の香りと甘い味わいが広がる楽しさは、生ならでは。酒は先日口開けした、飛び切り美味しい「超にごり 限定酒 麦汁」。オン・ザ・ロックスにて。 (C)2015 taikomochi
by taikomochi-otona
| 2015-11-04 23:00
| 焼酎・泡盛
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