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2015/11/15 名古屋東急ホテル「ロワール」

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既述のように、日曜夜は名古屋で会食をした。栄の名古屋東急ホテルに入っている、フレンチの「ロワール」。コースは杉村シェフのスペシャリテとて、以下のような構成であった。なお、写真は全部を網羅していない。

☆ 鶉の半熟卵入り 雲丹のオーブン焼き
☆ ニュージーランド産“オーラキング”サーモンの半生ポワレ 白ゴマ風味 ナスのキャビア見立てと共に
☆ 鳥取産いのししとフォワグラのパテ・アン・クルート
☆ ロワール伝統のブイヤベースを鉄鍋で
☆ 黒毛和牛フィレ肉のポワレ そのジュとエシャロットコンディメント
☆ パティシエのエスプリ
☆ コーヒーまたは紅茶とフリアンディーズ

ワインは、白では「ルイィ・ブラン“レ リニ”2013」、続いての赤に「ポマール・レ・シャンラン ドメーヌ・ティエリ・パンキエ 2010」をいただいく。ということで、相当値の張る食事となったのであった。
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それにしても、美味しいのである。ホテルレストランには当たり外れがある。たった一回の利用で判断するのは難しいが、今回の食事は実に素晴らしく、どれひとつとっても難点のつけようがなかった。

しかも、この国のフレンチとしては珍しくボーションが大きい。パテなど、これ一品で十分成り立ちそうな量である。ブイヤベースしかり。加えてどちらも滅法旨いとくる。
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お値段がそれなりなので、このくらいの質で当たり前、という考えも浮かびはする。しかし、当たり前のようで難しいのがそこである。それを全うできれば、今回のような完全なる満足が約束されるところだ。

一方で、ワインがおしなべてボトル一万円ほどからというのは、ホテルレストランの困った点。だから見渡すと、ボトルをとっている客が見当たらない。うちくらいだ。ハードルが高過ぎると思うのである。
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今回も思ったが、休日ということもあろうが、名古屋のホテル内の高級レストランって家族連れが多い。「マリオットアソシア」の鉄板焼などもそうだが、三世代の家族でお食事されている。

もちろん、やんごとなさそうなファミリーばかりだが、どう見ても高校生のご子息ご令嬢を交えてのご家族の食事は凄い。ついお勘定を想像して感心しきりの、ワタクシども小市民なのであった。 (C)2015 taikomochi
by taikomochi-otona | 2015-11-16 21:05 | 旅・出張呑み | Comments(0)

酒がなくても生きちゃいけるが、そんなん人生とはよう言わん。


by taikomochi-otona