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2016/03/01 相良 丹娯

弥生となりぬ。久し振りに連日自宅で晩酌をしている。今宵は新しい芋焼酎の口を切った。「相良 丹娯(さがら たんご)」。享保15(1730)年創業、島津家にも酒を納めた相良酒造。蔵元は当代で九代目となる。

蔵元はこのたび、酵母に着目した。数年の時をかけて自ら培養し、それをもって仕込んだのがこれ。「タンゴ」のステップのように軽快なキレを楽しんでいただける酒、との意を込めた当て字である。

その際、不老長寿を意味する「丹」の字と、娯楽の「娯」の字をあてた。楽しみながらも、日々の糧となるような焼酎になってほしい、という願いを込めたとの由。黄金千貫を主原料に、米麹は黒麹である。

       ◇

オン・ザ・ロックスでいただいた。口当たり、そして口中で広がる味わいは、上質な芋焼酎ど真ん中。華やかな芋の香味、しっかりしているが品の良い甘味。昨今はドライな芋焼酎が多い中、キホンを感じさせる。

かつ、宅の品揃えにおいて、甘辛のバリエーションが整うような具合で重宝だ。ドライなのは食中酒としてどんな酒肴にも合いやすく、呑み飽きず好きだが、こういう甘味もホッとさせられて好感。

写真がないのは、たんに面倒だったから。失礼。さて連日の宅呑みも、今日でいったん切れる。明日は休肝日として、明後日から一泊で出張。懇親会などは伴っておらず、まだ出張先での夜をどうするか思案中。 (C)2016 taikomochi
by taikomochi-otona | 2016-03-01 23:00 | 焼酎・泡盛 | Comments(0)

酒がなくても生きちゃいけるが、そんなん人生とはよう言わん。


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