という訳で土曜日の午前中に東京から帰ってきた訳だ。そこそこ呑み、かつ相当な睡眠不足だったので、体力的にはヘロヘロ。よって自宅で昼食をとった後、少し午睡させてもらった。
そうしていつものように、土日ともに晩酌は自宅である。決して出不精ではなく、実際に日曜日もウォーキングを兼ねて出掛けている。しかし、休日の食事はランチも含めて自宅でとるのが好きである。
ところで、先日求めた削り鰹節が旨いんだ。島田市にある「海産物処 ふじ田」のもので、なんと、御前崎港に水揚げされる近海一本釣りの生鰹を原料にしている。普通は冷凍物でしょ、鰹節といえば。

しかも伝統の「手火山式(てびやましき)」。 培乾(ばいかん)に広葉樹を薪として使用し、「直火」と「燻し」をゆっくりと繰り返すことによって、薫りと旨味を引き出している。職人による手作業とて、完成まで半年かかる製法だ。
これは明らかに旨い。一線を画して美味しい。素晴らしい味わい。自宅では「本枯れ節」からちゃんと鰹節を削っているが、それよかこちらの方が格段に美味しいのでやんなっちゃう。

今宵は塩抜きした数の子に掛けていただく。塩数の子は塩を抜いたのちに味付けしないで、鰹節と海苔を振り掛け、醤油でいただくのが好みである。酒は芋焼酎「丸西黒古酒」。
さて、今週も外呑み一回、一泊二日の出張一回と先週と同じパターンだ。体調を崩さないよう、ボチボチといこう。 (C)2017 taikomochi