2018/05/01昼 南都酒造所(南城)
2018年 05月 01日
沖縄滞在三日目は、再び路線バスに延々と乗って南部へ。予め予約で申し込んでいた「ガンガラーの谷」のツアーに参加するのだ。
ガンガラーの谷は、数十万年前まで鍾乳洞だったのが崩れてできた地形だ。周囲は自然が残る亜熱帯の森である。
専任ガイドのお姉さんから説明を受けながらの、約一時間半のツアー。極めて興味深い地形に植生、そして古代人の遺跡。いやはやとても面白かった。
ランチは隣接する「おきなわワールド」(この日の訪問客はほとんどがアジア系の外国人だった)にある、「南都酒造所」のビアレストランにて。
同敷地内にはサンゴ礁から生まれた鍾乳洞「玉泉洞」がある。そして、三十万年の歳月が造り上げたこの鍾乳洞の地下百メートルから汲み上げた水を用いた地ビールの醸造所が、ここにある。
カルシウムとミネラルが豊富なことで知られる水は「コーラルウォーター」と呼ばれ、これを用いて「OKINAWA SANGO BEER」が醸造されている。
何種類もある中から、まずは数量限定生産の「セゾン」を。フルーティーな立香、柑橘系の酸味が感じられる爽やかな味わい。まことに南国沖縄に相応しい香味である。
二杯目は「インターナショナル・ビアカップ」七年連続受賞を誇る「アルト」。そもそも上面発酵ビールのひとつであり、ドイツのニーダーライン地方で多く呑まれるビールである。
エールビール特有の深みのある赤褐色と上品な香りは、濾過を一切しないためにビール酵母が生きている状態で充填されることに拠る。ミネラルが豊富なため、とても、、芳醇な味わいだ。
そんなこんなで、探検を終えた達成感で昼間からいい調子。帰りのバスでは、家人は爆睡していたわ(ワタクシはしっかり起きていました)。 (C)2018 taikomochi
by taikomochi-otona
| 2018-05-01 21:05
| 旅・出張呑み
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