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2018/05/10 酒仙堂

木曜夜、東京銀座のバー「酒仙堂」を訪れる。21時前という比較的早い時間、先客は女性新聞記者一名のみ。
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その方の前にモヒートがあるのが、カウンターに腰掛ける際目に入る。いつの間にかそんな季節か、と。倣わせていただくが、ただし、こちらは好みでダークラムをにしてもらう。
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先客が帰り、ほんの暫し一人の時間となる。大好きなモルトをいただく。いつも呑んでいるので、「モルトください。アレにしてください」で通じてしまうが、美しくない注文の仕方である。

次第にカウンターは埋まってくる。騒々しい若い三人組が来る。あんな歳で顎髭なんか生やしているけど、職業なんなのかしらん。こちらも総髭なので、他人のことをとやかく言えんのだが。
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シェリー、アモンティリャードで一息付く。何となく長く居着きそうな予感がする夜、ハードリカーばかり続けていてはいかん。
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ゆっくり呑んでいると、いつのまにか他の客が引け、また一人になっている。クラフトのジンをオン・ザ・ロックスで。昨今のクラフトジンは香味が素晴らしい。カクテルではなく、そのまま味わいたい。

かれこれ三時間近くなる。いや、腰を落ち着けてしまったものだ。〆としていつものように「ウンダーベルク」をもらい、やっていると、顔なじみの客が一名入店。

やれやれ、これで帰りやすくなった。自分が帰ると客が居なくなってしまうというシチュエーションって、なかなか出にくいものである。

助かった。暫くして店を後にし、日付の変わりそうな銀座の裏通りを歩き、当夜の宿へ帰っていったのであった。 (C)2018 taikomochi

by taikomochi-otona | 2018-05-11 23:00 | 旅・出張呑み | Comments(0)

酒がなくても生きちゃいけるが、そんなん人生とはよう言わん。


by taikomochi-otona
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