2018/05/25 少しだけ京都に寄る
2018年 05月 26日
京都は若い時に住んだ街であり、それだけに思い入れが強い。したがって世界的な観光地であるという理由以外に、個人的な感情をもって行く機会が多いのである。
名古屋に宿泊して翌日は、大阪高槻に仕事の用があった。阪急京都線が最寄り駅なので、名古屋から新幹線で京都、さらに地下鉄で四条へ出る。
京都に来たのに通過するだけ、というのは前述の理由で、ワタクシとしては大変珍しいことだ。でも今回は、どうしてもそういうこととなる。
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早めの昼食を「COCON KARASUMA」内の「天天有」でとる。この店は、ワタクシが京都で住んでいた一乗寺の最寄りにかつてあった。頻繁に通ったものである。
実は、今をとどろく「天下一品」の本店が住まいの向かい。だからもちろんそちらも行ったが、ワタクシは圧倒的に天天有派であり、歩いてはいけないその店にわざわざ原チャリで通った。
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天天有のラーメンの昼食を終えても、さらに少々時間があった。同行者を案内する理由を付けて、錦小路を西から東へ抜けた。
勝手な感想になるが、錦小路はかつての方が好きである。今や一年中人で溢れ、市場というよりはフードコートの有様だ。
何かを食べもってそぞろ歩く人の多いことよ。とても料飲店が食材の仕入れに来れるような状態ではない。これが「京都の台所」と言われた場所の現在である。
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高槻で仕事を終え、帰途は阪急を大山崎で降りて、山崎駅からJRに乗り換えて京都に戻る。京都駅の「伊勢丹」で漬物やちりめん山椒などの食材を少々買い込み、新幹線で静岡の家に帰宅した。
行き帰り二三時間の京都であった。せっかく来たのに、とてももったいない感じがする。少々後ろ髪を引かれる想いだった。 (C)2018 taikomochi
by taikomochi-otona
| 2018-05-26 21:47
| 雑
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