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2018/06/16 同窓会記

母校である中高一貫男子校の同期同窓会は、四年に一回、夏期オリンピックの年にある。元は同級生が経営していた熱海のホテルにて、一泊で行われるのが通例である。

前回は二年前に開催され、ワタクシが幹事を仰せつかっていた。さまざまな手配手続きが結構あって、約半年間、正直申してかなり苦労したことが今となっては懐かしく思い出される。

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それが前例のないことにこの中間年、静岡市内のやはり同級生が営むホテルにて行われたのである。もちろん泊りではなく、一席の宴会としてではあったが。

早生まれを除けばワタクシどもが今年は前厄で、その厄払いを兼ねてと標榜していたが、来年母校は創立五十周年を迎える。その辺りのこと、さらには募金活動の景気付けという趣旨であったか。

実際、日本ラグビー界ではちょっとした有名人である副校長が臨席され、母校の現況や募金事業の趣旨、進捗について語られた。立派な方であり、お話の内容も感じ入るところ大であった。

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同期同窓生は中学入学時の百四十余名に対して、在校時に一名、卒業後に七名の死去があり、既に百三十人台となっている。まことに凄まじい死亡率である。

このたびの同窓会の出席者は、その中から三十余名。まあまあの出席率である。遠くは上海のやつ、もちろん社命で一時帰国していた。さらには東京、神奈川、愛知からも。

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宴会は、まあうるさい。男同士、しかもいい歳こいて、よくもそんなに喋ることがあるものだ。もちろんワタクシも例外ではない。大声で喋らんと聴こえないので、喉が痛くなる。それとも皆、耳が遠くなったか。

それにしても親の介護とか葬式に法事、カラダの不具合とか手術したとか。はてまた定年後のこととか。まこと、メンツは十二歳の時から変わらねど、中身は否応なく経た年月相当となり、廻りの環境もまた。

それでも凄く楽しいのである。三つ子の魂というが、そんなもんか。幹事、肝いりの諸氏、ご苦労様でした。ありがとうございました。今度は神主さん呼んで、集団でお祓いやってもらってくれ。 (C)2018 taikomochi

by taikomochi-otona | 2018-06-17 23:00 | 外呑み | Comments(0)

酒がなくても生きちゃいけるが、そんなん人生とはよう言わん。


by taikomochi-otona