2018/11/11 勝沼醸造「アルガーノ ベーリーA 2018」
2018年 11月 11日
山梨のワインどころ勝沼では、毎年11月3日に「勝沼ヌーボー」として新酒ワインを一斉に解禁する。日本固有の葡萄品種である「甲州」や「マスカット・ベーリーA」で造られた新酒ワインを呑めるのが楽しい。
ランチに開けたのは、勝沼醸造株式会社がマスカット・ベーリーAを使用して造った「アルガーノシリーズ」赤のヌーボー。原材料不足でしばらく出ていなかったが、今年は収穫に恵まれ五年振りに発売することができた由。
ボジョレーのガメイとは全然違う。それが派手で爆発的な味わいなのに対して、飽くまで落ち着いていて地味だ。それでもフレッシュ感があり、和を髣髴とさせる香味は別の意味で美味しい。
実のところ宅ランチは、魚介系の汁のつけ麺だった。既成概念ではワイン、特に赤ワインはミスマッチのようだが、実際はかなり良いのである。最高のマリアージュとまでは言わないが、全く違和感なく寄り添う。
概して、甲州やこのマスカット・ベーリーAといった日本固有の葡萄品種で造られたワインは和食に合う。出汁とか醤油、味醂などによくマッチするのである。実に風土というのは、不思議なものであることよ。 (C)2018 taikomochi
by taikomochi-otona
| 2018-11-11 08:00
| ワイン
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