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2019/09/13 すし處 氣市

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片手が関節炎(腱鞘炎か)のような具合となってしまい、暫く日記を書くのを自重していた。よって少々日を遡ったハナシとなるが、十三日金曜日、業務会食で静岡市内、繁華街からやや外れた川辺町の「すし處 氣市」。

十か月振りだが、そもそも静岡の鮨屋では昼飯こそ食べるが、夜呑むことはほとんどない。鮨屋呑みは東京で覚えたわけだが、どうにも静岡の鮨屋は、そこで覚えたワタクシの感覚に合わないのである。

前回、氣市に行った際の日記に、その点についてのコマゴマとした我儘を書いたので、気が向いたらご参照いただきたい。とにかく握りの前のつまみには、酒に合う季節のものを、ほんのちょっとずつ出してほしいのだ。

行くのは一年に一度あるかないか、文句を言えるほどの客ではないのだが、この氣市にもやはり不満はある。確かにほんのちょっとずつ、酒に合う肴を出してくれる。その後の握りは小さく、呑んだ後でもいくつも楽しめる。
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しかしそのネタがいつも似通い、季節感がないのである。確かに桜煮の蛸は旬だし、秋刀魚の刺身も出たが、中心は干したり漬けたりした魚の切り身。これでは飽きる。想定できすぎて、行く前のワクワク感に乏しい。

あと、店内の造作にはもう少し手入れをして欲しい。床がボコボコで穴が開いていては、さすがにイカンわ。外食というのは食事だけを楽しむものではなく、総合的な喜びを求めるものなのだから。

氣市では生ビールののち、「喜久酔」の特別純米をぬる燗で。氣市を出た後は上品なママがいるスナック、そしてバー「グラビティ」。珍しく三軒のハシゴ酒で、少々酔った。 (C)2019 taikomochi

by taikomochi-otona | 2019-09-15 23:00 | 外呑み | Comments(0)

酒がなくても生きちゃいけるが、そんなん人生とはよう言わん。


by taikomochi-otona