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2020/10/19 やぶ蛇

今日は休暇を取って胃カメラを呑んできた。特に自覚症状があるわけではない。職場の定期検診でバリウムをパスするので、自分で毎年一回、胃の内視鏡検査を受けることにしているのだ。

バリウムは大嫌い。その後の下剤はもっと嫌。なおかつ、あの検査ではたいしたことは分からんだろう、という不信感をもっている。

放射線を浴びるのも避けたい。ただでさえ過日切った腎臓癌の転移を検査するため、今後永くにわたって(多分)半年に一回、CTで検査を受ける。その際にたくさんX線を浴びるし、これ以上はお腹いっぱいだ。

胃カメラはワタクシは経口で平気な方だが、それでも多少は苦しい。かかるところは静岡市内では評価の高い専門医院で、医師がたくさんいる。今回担当してくれたのは初めての女医だが、本当に上手だった。

ほとんど痛みも苦しみもなくエズくことも全くなく、あっという間に終わる。たいした腕である。因みに過去一番苦しかったのは院長先生のとき。

胃カメラはリアルタイムで自分でも画像がみえる。キレイだな大丈夫だなと思っていたが、その通り。少しのびらんがあるだけで、ほぼ問題なし。


検査のあと長い時間待ってからの説明は、また別の先生。結果説明は簡単に終わったのだが、良い機会だから普段の不調について相談する。

腸にガスが溜まりやすい。特に眠っていると、身体を動かさないせいか溜まってしまって腹が痛くなり、目が覚めてしまうのだ。

生活上のアドバイスでももらえれば、というほどの考えだった。これがやぶ蛇。腹の触診ののち薬の処方箋が出て、さらには一か月後にエコーで検査というオオゴトになってしまった。

せっかく胃に問題なかったのに、まぢ、藪で蛇をつついてしまったものだ。明日は永年血圧で通っている循環器科、来月は総合病院でCT。それに加えてまた胃腸科って、ほとんど病院通いが日課の爺ちゃん並み。


生検があるとその日はアルコール禁止。多少は覚悟して行くのだが、やはり問題なくて生検がなく、清々しく呑めるのは嬉しいものだ。

ところが検査の後遺症か処方された薬が合わないのか、はてまた空腹に耐えかねて帰宅すると同時にガツガツ飯を食ったからか、夕刻からそれこそ腹の調子がめちゃ悪くなってしまう。
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写真の根菜の炊いたんや甘鯛の開きなど、家人が用意してれた夕食がほとんど食べられん。それでも卑しく呑もうとする晩酌は、芋焼酎をさすがにお湯割りにしたが、これも極く薄っすいのを一杯のみ。

なんでこうなるかな。何かの報いか。「悪いことなんかしてません」って言い切ると真っ赤な嘘だが、そいう心掛けがいかんのか。 (C)2020 taikomochi

by taikomochi-otona | 2020-10-19 23:00 | 焼酎・泡盛 | Comments(0)

酒がなくても生きちゃいけるが、そんなん人生とはよう言わん。


by taikomochi-otona