2021/08/01 上に政策あれば[下]
2021年 08月 02日
[「上」からの続き]キリンビールの布施孝之社長は7月9日の記者会見で、個人的な意見としたうえで「外食の苦しみは当然分かっている。確かに飲食店は感染ルートの1つだと思うが、家庭や職場における(感染ルートの)分析を説明しない中で、飲食店は行動規制が強くなっている。
行政の要請に従う気持ちはあっても、これだけ長く続くと経営が立ち行かない。皆、資金繰りに奔走している。心配しているのは外食産業に携わる従業員が400万人以上いることだ。どんどん離職する傾向も出ていて、雇用と食文化の維持が難しくなっている。
新型コロナの感染拡大を防ぐため規制は必要だが、それに見合う補助とのバランスをうまくかじ取りしてもらいたい」と述べた。(日経ビジネス電子版 2021.7.9 「東京で緊急事態宣言、酒類提供を一律停止 知っておきたい10のこと」より)
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飲食に従事する人の生活がかかっていること、そして世界から賞賛される日本の飲食文化にも大きく関わることである。もっと幅広く、深い議論が求められるのではないか。「とりあえずやっておこう」では絶対にいけない。
「上有政策 下有対策」、上に政策あれば下に対策あり。中国の庶民のたくましさを表す有名な文句だ。政府に信頼をおけなくなると、また生活苦でやむにやまれぬ状態に陥れば、お上の定めたことに庶民は背を向ける。
特措法に基づく飲食店へのさまざまな営業制限、そして補償処置の不備によって、今やそういったフェイズに追い込まれているような気がしてならない。そしてそれは、外出を自粛しない人々にも繋がっている。
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とりあえずワクチンは二回終了しているが、ワタクシもその一人。既述の通り、今週は京都へ旅行し飲食をする。まん延防止等重点措置が適用により、京都市内の飲食店における酒類の提供は、明日2日から自粛となる。
しかし予約している店に確認すると、3日に訪店しても呑めるそうである。さすがは京都、とも思った次第。凡そお上の言うことをそのまま鵜呑みに聞くことがない、というのでは京都が一番だろう。
ワタクシは店をよく知り、完全に信頼する。客層はよく、また万全の対策がされていると信じている。この店で感染する可能性は、生活していて感染する可能性と同等だろうという判断だ。もちろん最後は自己責任。
どんな店でも良いわけではない。この店だから大丈夫なのだ。そしてそういう大丈夫な飲食店は、全国にいくつもあるに違いない。十羽一絡げに、また危機の象徴として、一律に私権を制限して良いはずはない。
![2021/08/01 上に政策あれば[下]_c0156212_10073043.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/202108/02/12/c0156212_10073043.jpg)
今宵の宅呑みの酒肴、まずはアオリイカの刺身。まさに旬である。さすが味においては烏賊の王者。ねっとりとした食感が抜群に好み、そして上品な甘味のある旨味。少々値は張るが、素晴らしい味わいだ。
晩酌は暑さからイメージが喚起され呑みたくなって、奄美の黒糖焼酎「飛乃龍朝日」を出してきた。明日一日出社して、明後日から三日間お休みをいただき京都。今週は月と金の出社となる。 (C)2021 taikomochi
ボトルのラベルに『飛乃流』とあるように見えるのですが、『壱乃醸』なのでしょうか?
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あっ、ホントだ!
思い込みでした。訂正します。ご指摘多謝。 m(__)m
思い込みでした。訂正します。ご指摘多謝。 m(__)m
by taikomochi-otona
| 2021-08-02 10:13
| 焼酎・泡盛
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