2025/07/01 亡兄祥月命日
2025年 07月 02日

兄が亡くなってまる三年が経った。兄とワタクシは三学年の違いだが、兄が11月、ワタクシが6月の生まれなので、年齢では約二歳半の違いである。というわけで、ワタクシはもう兄の享年を超えている。
超えてもう、半年近くが経っているわけだ。父母の場合は世代がひとつ違うし、幸いまだ彼らの享年は先なので、亡くなった歳を超える気持ちは判らない。しかし、同世代の兄の場合は独特の感覚である。

兄が生きることのなかった歳を生きているという感覚、何となく不思議、どことなく不気味なものである。ふとした時、自分も半分冥界入りしているような、フワフワとした思いに襲われることがある。
男が長生きしない家系である。父方の祖父は六十代、母方の祖父は七十ちょうど、そして父は七十二歳で亡くなった。ワタクシはあとほんの数年で、彼ら全ての享年を超えていく。のかどうか知らんけど。

だから気を付けないと、今生きている時間が余生のように思えてくる。前述のフワフワした思いも、そこから来ているのかもしれぬ。とか言いつつ、相変わらず週に六日は晩酌をして寿命を縮めている。
昔は「酒は百薬の長」などと言われたものだが、最新の研究によれば、飲酒はどんなに少量であっても健康に害をなし、寿命を縮めることが判明している。ふん、そうかいな、と芋焼酎「富久泉」。 (C)2021 taikomochi
昨夜はありがとうございました。
いつもカウンター横並びで、帰り道は奥さんの方から手を繋ぎ。そんなお兄さんご夫婦を思い出しながらの営業でした。
いつもカウンター横並びで、帰り道は奥さんの方から手を繋ぎ。そんなお兄さんご夫婦を思い出しながらの営業でした。
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> てぃあろかさん
こちらこそ、ごちそうさまでした。いつもありがとうございます。
こちらこそ、ごちそうさまでした。いつもありがとうございます。
by taikomochi-otona
| 2025-07-02 16:55
| 焼酎・泡盛
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Comments(2)

