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2025/10/02 酒仙堂

所要あって一人プライベートで東京へ赴き、夜は銀座。某食堂にて野菜中心の健康的な夕食をとって、と書くと自慢気だが、昼はいつもの立食い蕎麦だった。ともあれその後、行きつけのバー「酒仙堂」。

ほぼ月一回通っているが、一人で来ることも多い酒仙堂。てか、この夜はワタクシのほかに計三名(先客一人、あとから二名)の客と同席したが、全員一人客だった。やっぱりバーは一人が似合うよね。
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まずはジンバックを頼み、口中をリフレッシュ。続けては、宝酒造がかつて販売していた「キングウイスキー 白河12年」という酒の少量サンプルをワタクシが持って行ったので、マスターとそれを試す。

かつて、宝酒造は福島県の白河でウイスキーを製造していたのだが、ずっと以前に閉鎖している。試したウイスキーはブレンデッドと思われる。日本のウイスキーらしい香味で、バランス良く呑みやすい。

やはり水割りとして供することを前提に香味設計されている感じ。特段の個性には欠ける。余韻はほぼない。多分、スコッチも入っているのではないか。ワタクシには「ロバートブラウン」を彷彿させた。
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その後は珠玉のモルトを二種。こってり濃厚で甘い系と、塩っ気と酸味が感じられるすっきり系。どちらも珠玉のモルトである。大変美味しゅうございました。酒仙堂でしか呑めないよなあ、こんな酒。

このところめっきりアルコールに弱くなったのを自覚しているので、ここらで〆にかかって薬草酒。「ウンダーベルク」にも飽きたので、今回はハンガリー伝統の薬草酒「ウニクム」を初めていただく。
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まあこの手の茶色い薬草酒の香味は、どれも似たり寄ったりだ。苦味が強いかそうでもないか、甘味が強いかあんまり甘くないか。ウニクムはそこそこ苦くて、ウンダーベルクよりはもう少し薬っぽいか。

そうして23時前には店を出た。中国では国慶節を迎えていて、銀座は訪日客でいつもよりさらに混雑。まずい時に来ちゃったな。明日の朝食を仕入れに入ったコンビニも、東洋系外国語で溢れていた。 (C)2025 taikomochi

by taikomochi-otona | 2025-10-04 15:53 | 旅・出張呑み | Comments(0)

酒がなくても生きちゃいけるが、そんなん人生とはよう言わん。


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