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2007/12/31 「晴鴨樓」の夕食

本年最後の食事は、宿泊先の京都「晴鴨樓」にて。そしてこれが実に、私がこれまで京都の旅館で食べた中でも、最も美味なるものだった。

過去「俵屋」や「柊屋」などにも泊まったが、食事の質はここ晴鴨樓が頭抜けている。率直に言って望外のことで、びっくりした。
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まず素材が良い。造りの鮪、明石の鯛など、実に旨みが乗っている。京都で美味しい造りなどほとんど食べたことがないが、ここのものは静岡でも通用する。

2007/12/31 「晴鴨樓」の夕食_c0156212_6291442.jpg味付けは、或る意味では京都らしくない。濃いというのではないが、メリハリがしっかりついたもの。

どちらかと言えば大阪風か。しかし、これが美味しく食べさせる。

途中、年越しの蕎麦も入って、気分はいよいよおおつごもりである。蕎麦は京都らしく鰊蕎麦。

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2007/12/31 「晴鴨樓」の夕食_c0156212_6335841.jpg盛り、器もなかなかのもので、最後のご飯も旨く、すこぶる満足の食事であった。

お陰で2007年の〆は上々で、とても良い気分。皆さんも良いお年を。 (C)2007 taikomochi
Commented by ばんく在住バタ鳥 at 2008-01-01 10:11 x
もうそちらは、元旦ですなぁ。あけましておめでとうございます。こちらは今から大晦日の夜です。いやぁ、それにしても晴鴨樓、懐かしいですなぁ。ちょうど6年ほど前、大阪から札幌に移動する直前、知り合いのご夫婦とご一緒に送別旅行(というほどでもありやせんが)をしてこちらに泊まりました。関西在住の頃、太鼓持さんとは年末年始よく日本海方面に旅行しましたが、当時は金もなかったが、この手の旅館に泊まるという発想はありませんでしたなぁ。一乗寺のそば鶴で一杯やって日付の変わる頃、東大寺までお参りに行ったこともありやした。何が贅沢といって歴史のある街で年末年始過ごせるのは本当の贅沢やと思います。どうぞごゆるりとお過ごし下され。
Commented by taikomochi-otona at 2008-01-01 21:24
ばた鳥さん、どうすか、そろそろバンクも明けましたか?
明けましておめでとうございます。

そうですか。晴鴨樓、行かれてましたか。
大晦日で混んでいるからか部屋がイマイチでしたが(窓の外が土蔵で朝も真っ暗。押し込めにあっているようです)、とにかく、ここの料理は素晴らしいですね。俵屋よりも全然良いです。

年末、こちらでは「夢千代日記」の再放送をしていて、いろいろと思い出がよぎります。また、私が福岡で行く蕎麦屋が出石で修行をした大将で、これも行く度に思い起こすことどもが。。。

しかし、例えばあの香住の蟹の食い放題などは、今では金を積んでも適わぬかも知れず、金がないなりに良き時代でした。

仰る通り、日本の古都で迎える正月というのは格別です。ありがたいことでございます。ばた鳥さんも、帰国なされたらぜひどうぞ。
本年もよろしくお願い申し上げます。
by taikomochi-otona | 2007-12-31 23:00 | 旅・出張呑み | Comments(2)

酒がなくても生きちゃいけるが、そんなん人生とはよう言わん。


by taikomochi-otona