2008/02/09 偽土手鍋に「豊永蔵 常圧蒸留」
2008年 02月 09日
九日は牡蠣の味噌仕立ての鍋を肴に、米の球磨焼酎「豊永蔵 常圧蒸留」を美味しくいただいたのだが、写真を撮り忘れてしまった。それにめげて、日記もつい面倒臭くなりサボってしまった次第。という訳で、遅ればせながら文のみで。
牡蠣の味噌仕立ての鍋と言えば、本来は土手鍋だ。土鍋の縁に添って味噌の土手を作り、それを崩しつつ、汁の濃さを調整しながら食べるのである。
とえらそうに書きながら、私自身そのようにして食べたのは、ただ一度限りだ。東京、新橋烏森口の広島料理屋でのことである。
あれは味噌の土手が熱で焦げ加減になり、その苦味が次第に加わっていくこところが、なかなか乙な味わいなのである。そして逆に、そこが好みの分かれるところかも知れない。
今では多くが予めの味噌仕立て汁となっており、なかなか本当の土手鍋にはお目に掛かれない気がする。久しく食べていない土手鍋、こうして思い出すと食べたくなる。
豊永蔵は先日同様、割り水をしたものをステンのチロリで燗に付けた。やはり、お湯割りとは全く異なる優れた円やかさがあり、とてもいける。難点は、美味しくてつい呑み過ぎてしまうことである。 (C)2008 taikomochi
牡蠣の味噌仕立ての鍋と言えば、本来は土手鍋だ。土鍋の縁に添って味噌の土手を作り、それを崩しつつ、汁の濃さを調整しながら食べるのである。
とえらそうに書きながら、私自身そのようにして食べたのは、ただ一度限りだ。東京、新橋烏森口の広島料理屋でのことである。
あれは味噌の土手が熱で焦げ加減になり、その苦味が次第に加わっていくこところが、なかなか乙な味わいなのである。そして逆に、そこが好みの分かれるところかも知れない。
今では多くが予めの味噌仕立て汁となっており、なかなか本当の土手鍋にはお目に掛かれない気がする。久しく食べていない土手鍋、こうして思い出すと食べたくなる。
豊永蔵は先日同様、割り水をしたものをステンのチロリで燗に付けた。やはり、お湯割りとは全く異なる優れた円やかさがあり、とてもいける。難点は、美味しくてつい呑み過ぎてしまうことである。 (C)2008 taikomochi
by taikomochi-otona
| 2008-02-09 23:00
| 焼酎・泡盛
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