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2008/05/08 来期の「高柿木」は、もう呑めない

四国徳島、芳水酒造有限会社の高垣杜氏は、「奥播磨」の兵庫県姫路市、下村酒蔵店から移られた方。但馬の名杜氏として、まことに名高い。

奥播磨時代も素晴らしい清酒を産み出して来られたが、芳水においては、自らの名を冠した「高柿木」という傑作の酒を世に送り出された。

その高垣杜氏、既に終わった今酒造年度の造り限りで、芳水を離れられることになった。即ち、「高柿木」は昨冬のH19BYをもって最後となったのである。

その後の身の振り方は、まだお決めになっていないという。ただ、もう一蔵は勤めて、最後の花を咲かせて引退したいというご意向との由。

本日休肝日にて、ニュース記事にて失礼
。 (C)2008 taikomochi
Commented by hawk89 at 2008-05-09 08:34 x
そうでしたか。我が家には高垣杜氏の遺産である
奥播磨袋しぼり29号、35号(ともにH.8年B.Y)がまだありますが
呑むとこの世から消えてしまうという酒の宿命に感慨深いものがあります。感謝を捧げて一滴を味わいます。
Commented by 管理人@miyamiya at 2008-05-10 01:16 x
情報ありがとうございます。
昨日のうちに4本ほどおおさかやさんに注文してしまいましたよ。
私の友人にも勧めたら、やはりはまってしまい、飲みたいと言うので代表で注文したわけです。
やはり高垣杜氏さんに最後までついていくしかないですね。
Commented by こねくろ at 2008-05-10 01:43 x
確かに重要な情報で! 
過日に「高柿木」を久々に味わいたいとヴィンテージものを
一本購入していたところですが、正にハレの日に頂きたいと
いう想いであります。管理人さんみたいに追加注文したい
ところですけど、いま保冷酒庫がいっぱいいっぱいで(++)

実はストックに高垣杜氏時代の「奥播磨」もあったりします(^^ゞ
Commented by taikomochi-otona at 2008-05-10 17:02
hawk89さん、それは良いものをお持ちですね。
今でも良いですが、高垣杜氏が居た頃の奥播磨、
傑作でした。

呑めば消えてしまうのが酒ですが、
それもまた美学なり、と思います。
Commented by taikomochi-otona at 2008-05-10 17:15
管理人さん、こねくろさん。

そういうことと相成ったようです。
ご推察のように、あまりハッピーな結末ではないようです。
なかなか難しいものですね。

しかし奥播磨で活躍され、芳水でもそんなに長い期間では
なかったのに、「高柿木」という傑作をものにされた高垣杜氏。
これがまた、飛躍のきっかけとなればと祈ります。
Commented by OKAME at 2008-06-04 23:18 x
さすがに何か縁を感じるなぁ・・・
私が飲んでた「奥播磨」を左の検索のところで検索したらここだった
この記事の日は私の誕生日である!
こうやってなにかしらの縁でつながっていくんだなぁ・・・
Commented by taikomochi-otona at 2008-06-05 08:00
やろ?おかめさん。
このことは複雑であの時はよう言わんかったけれど、こういうこっちゃ。

えにしや。
Commented by sakenomi_don at 2008-06-22 21:44
またまたスミマセン。私も呑みましたので勝手ながら本文中にリンクさせていただきました。
無くなってしまうのは惜しい。もっと呑みたいですね^^。
Commented by taikomochi-otona at 2008-06-23 07:58
どんさん、またまたリンクありがとうございます。

本当に惜しいですが、杜氏、次の蔵元と縁を結んでいただいて、
そこでご活躍いただけば、こちらとしてはまた新たな楽しみが生まれます。
それを期待して。
by taikomochi-otona | 2008-05-08 23:00 | 清酒 | Comments(9)

酒がなくても生きちゃいけるが、そんなん人生とはよう言わん。


by taikomochi-otona