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2008/10/13 三夜連続呑み切り。「車坂」

2008/10/13 三夜連続呑み切り。「車坂」_c0156212_805549.jpg
三夜連続呑み切りシリーズ第三弾は、和歌山県岩出市、株式会社吉村秀雄商店の「車坂 純米吟醸 赤ラベル 19BY」。先月の同日に口開け以来、ちょうど一か月での呑了である。

三日連続で一升瓶が空くなんて、在庫一掃セールの如し。しかし、清酒については「ひやおろし」を数本まとめて購っていて、まだ口を切ってさえいないものがあり、焼酎も先日福岡にて一升を四本ほど入手、在庫は多めなのであった。

涼しくなったから大丈夫だろうと、清酒の何本かは保冷酒庫に入りきらずに、常温保管している。もっとも熟成狙いで一年中、真夏でさえも常温で放置している酒も数本あるのだが。

さて「車坂」、火入れ後秋まで熟成させてから出荷されるので、そうは謳っていないが、即ちひやおろしと同等といえる。ところで近年、ひやおろしとして出荷される酒がべらぼうに増えた感があり、一種のブームとさえ感じる。

しかし、熟成方法の問題かそもそもの酒質の不向きか、旨みの乗りから言って、ちょっとひやおろしを名乗って欲しくないなあ、というものも散見される。そんな中、この車坂は、そうと名乗りもしないのに、ほどよく乗った旨味であった。その姿勢や良し。

何だか、こんな季節になってから冷やで呑むことが多くなって、この日もそう。空気が乾燥し、喉が渇いているのかもしれない。

骨折息子は、家人の運転するクルマで、一応はラグビーの練習に行く。家人はそのまま戻って、また迎えに行くつもりが、帰りは同級生の母親が乗せて来てくれる。

この同級生の母親というのが、私自身の幼稚園小学校の同級生だったりして、田舎は狭くてやっかいだ。別に困るというのぢゃないけれど。 (C)2008 taikomochi
Commented by マイタ at 2008-10-14 20:14 x
「ひやおろし」を名乗るお酒は本当に増えましたね。
ご存知の通り、本来は酒の品温と外気温が同じくらいになったころに蔵出しされるものでしたのに、年々競って早出しする始末。結果、解禁日などというものが設けられました。
そのような流れを考えますと、「ひやおろし」のコンセプトを理解してない蔵元さんが居られるということなのでしょうね。それならば、
太鼓持さんが「ひやおろしを名乗って欲しくないなあ」と感じるお酒が市場に現れるのも当然なのかも?
少々愚痴っぽくてスミマセン。
Commented by taikomochi-otona at 2008-10-14 20:41
増えましたよねぇ、マイタさん。

「搾りたて」とか「ひやおろし」ってのは季節モンで、
ちっこい追加のシールを肩にペロッて貼って出す、
ってくらいが粋ぢゃあないですか。
わざわざメインのラベルをそれように造るなんざぁ、
お里が知れる気が致しますよ。

ねぇ。
by taikomochi-otona | 2008-10-13 23:00 | 清酒 | Comments(2)

酒がなくても生きちゃいけるが、そんなん人生とはよう言わん。


by taikomochi-otona